エンタメ速報

話題のエンタメ速報をピックアップ

ありとあらゆる話題のエンタメ情報をお知らせします♪たまにお役立ち情報も載せていきま〜す!

音楽


藤井風が大人の魅力を放つ!金髪&ヒゲのスタイリッシュな姿にファン感激


藤井 (ふじい かぜ、Fujii Kaze、1997年(平成9年)6月14日 - )は、日本のシンガーソングライター、ミュージシャン、ピアニスト。本名同じ。岡山県浅口郡里庄町出身。血液型はB型。 岡山県浅口郡里庄町にて、4人兄弟姉妹の末っ子として生まれる。3歳よりピアノを習い始め、ジャズ・クラシッ…
140キロバイト (14,588 語) - 2024年6月4日 (火) 00:31
常にアップデートをしている風さん。歌はもちろんビジュアルでもこれから魅せてください。


日本時間6月5日、歌手の藤井風(26)がInstagramのストーリーズを更新。見せた近影に注目が集まっている。

藤井は現地時間5月30日よりUSツアーを開催中。30日と31日にロサンゼルス6月2日と3日にニューヨークにて公演を行った。

このニューヨーク公演の初日、藤井が熱唱するあまりキーボードを強く弾きすぎ、台から落ちてしまうというハプニングが発生。しかし藤井はアドリブアカペラを披露し曲を続行し、観客を沸かせた。この様子をおさめた動画がSNSなどで拡散されると、「さすが」「かっこいい」と話題を呼んでいた。

日本時間6月5日、USツアーを完走した藤井は、Instagramのストーリーに花束を抱え満面の笑みを浮かべる自身の姿を投稿した。

金髪のオールバックにひげをたくわえたその姿に驚いたファンも多かったよう。Xでは、ツアーの終了を祝う声とともに藤井の姿に言及する投稿が相次いでいた。

藤井風インスタの最新ストーリー、武田真治み》
《一瞬別人かと思ったくらい、今までにまたない笑顔。USツアーお疲れ様でした。また一歩》
《風さん嬉しそう 充実感に満ち溢れた素敵な笑顔 最終日だけ、こんなに髭があったって今まで気が付いてなかった私(笑)》
《大人っぽくなったよなあ。。とも思いました(いや、もう大人かw) お顔もほっそりしたみたいおつかれさま ステキな笑顔forever!》
いい笑顔すぎて泣けてくる 初のU.S tour 大成功、おめでとうございます》

一般的には、以前の黒髪無造作ヘアのイメージが強い藤井だが、昨年4月に赤髪短髪の新ビジュアルを披露。以降、黄色や金色などのヘアカラーを楽しんでいる。



(出典 news.nicovideo.jp)

【藤井風が大人の魅力を放つ!金髪&ヒゲのスタイリッシュな姿にファン感激】の続きを読む


Best of 藤井風、選ばれたのはこの10曲


藤井 (ふじい かぜ、Fujii Kaze、1997年(平成9年)6月14日 - )は、日本のシンガーソングライター、ミュージシャン、ピアニスト。本名同じ。岡山県浅口郡里庄町出身。血液型はB型。 岡山県浅口郡里庄町にて、4人兄弟姉妹の末っ子として生まれる。3歳よりピアノを習い始め、ジャズ・クラシッ…
140キロバイト (14,552 語) - 2024年5月10日 (金) 09:07

   👉https://fujii-kaze.lnk.to/2020-2024

全部がBestだけど、突然ビジュとともにびっくりしました。

【元記事を音楽ナタリーで読む】

藤井風の配信アルバム「Best of Fujii Kaze 2020-2024」が本日5月28日にリリースされた。

「Best of Fujii Kaze」と題された本作。「まつり」「Workin' Hard」「何なんw」「きらり「花」「ガーデン」「damn」「死ぬのがいいわ」「旅路」「満ちてゆく」という藤井の代表的なナンバー10曲が収録されている。

藤井風「Best of Fujii Kaze 2020-2024」収録曲

01. まつり
02. Workin' Hard
03. 何なんw
04. きらり
05. 花
06. ガーデン
07. damn
08. 死ぬのがいいわ
09. 旅路
10. 満ちてゆく

藤井風


(出典 news.nicovideo.jp)



【Best of 藤井風、選ばれたのはこの10曲】の続きを読む


Yaffle x AI、映画「ゴジラxコング 新たなる帝国」日本版主題歌のMVティザー映像公開中



 Yaffle x AIによる映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』日本版主題歌「RISE TOGETHER feat. OZworld」のMVが5月9日21時にプレミア公開されることが決定し、それに先駆け、ティザー映像が解禁された。

 本楽曲のMVは、AIをはじめ、藤井風やimaseなどを手掛けるMESS監督によるもの。撮影は、東宝スタジオ内に作られたジオラマセットの中や四次元空間/宇宙空間をイメージした鏡の空間、そして閉塞感のある街中などで行われ、「フィジカル-デジタル」「Nature-Future」「令和-0話」「白-黒」「光-闇」「正義-悪」という一見すると対照的なふたつの要素の境目が無くなり、混ざり合い共闘するようなイメージを根幹とし、映像表現としても、「フィジカル-デジタル」「過去-未来」「ミクロ-マクロ」といった対照的なキーワードをテーマにしたシーンを繋いでいき、ふたつの世界が混ざり合っていく内容となっているという。

 巨大サイズ(神/怪獣)、実寸大サイズ(人間)、最小サイズ(体内の細胞を漂う)と様々な姿を巡っていきながら展開していくOZworldのバースに、フックでは四次元空間のAIのシーンが入り、 最後にはAI、OZworldの世界観が混ざり合っていく。それを全て司っていたのは創造主Yaffleで、自身の作曲スタジオで画面越しそれを見ているという設定とのことだ。


◎Yaffle コメント
まさかミュージックビデオの撮影で、ジオラマがある空間に入れると思っていなかったので、いま感動しています。そして、伊福部さんの偉大な楽曲に関わらせていただき、感無量です。
今作は凄い迫力とスケール感、そして映画としての広さも感じられる作品でした。その世界観のデカさを曲に落とし込んで、映画の迫力に負けないように作ろうと思いました。
叩き台のビートを作った後、聞く人の耳をしっかり掴む強い力を持つAIさん、そして凄くカッコいいラップと歌心を持つOZworldくんに声をかけ、最強同士が共闘するこの映画とおなじく、最強の二人がバッチリ決めてくれて凄い曲が出来たと思っています。自分も一リスナーとしてとても好きな曲になりました。
小さい頃からたくさん見ていたゴジラ映画音楽のお仕事でいつか関われたら、と思っていたので本当に嬉しいです。世界で盛り上がっているゴジラの流れの中に、微力ながら加われたのが光栄です。キャラクターが70年続くというのは、とんでもない事だと思います。今後も100年、200年と続いていって欲しいですね。

Ozworld コメント
まずこの曲の依頼が来た時は、リアルに鳥肌が立ちました。
いよいよ愛の権化AIさんとご一緒出来る日が来たのかと思うと、ハピネスが溢れ出しました。
自分自身小さい頃は、ゴジラや敵のおもちゃで遊んだり怪獣ごっこではゴジラは必ず登場していたり、成長する中で親戚のお兄ちゃん位のポジションでは常に存在していたキャラクターな印象です。
そして何より今回のテーマである、GODZILLAとKONGの”共闘”という部分にまさに今の時代に必要なメッセージを感じて、去年9月に出した3作目のアルバムを通して伝えたかった根本のテーマともとても似ているものを感じました。
なので、今回の曲のリリックは無理なく自分の内側から出せた作品になったと思います。
アニバーサリーというとても記念すべきタイミングでこの作品に関わらせて頂いたことを心から嬉しく思います。
ダララ ダララ!

◎AI コメント
あのゴジラとあのコングによる大作映画、オファーを受けた時は嬉しくて、やらない理由はありませんでした。Yaffleさんとは最新アルバムで一緒に作業させていただいた時、とても音楽性が合うなと感じていて、今回またご一緒出来るのもすごく嬉しかったです。
私の子どもたちはゴジラが大好きなので、話が来る前から家がゴジラだらけです。(笑) 私自身も、ゴジラは幼い頃から身の周りにあったものなので「ゴジラのテーマ」の曲も染みついてます。そんな「ゴジラのテーマ」のサンプリングをYaffleさんから初めて聞かせてもらった瞬間は、鳥肌でしたね。その凄いパワーに負けないように、どういうメロディにしようか悩みながら一緒に作っていきました。
曲が完成した今、本当に嬉しくて、早くみんなに聞いて欲しいと思っています!
ゴジラが誕生して70年。私はもちろん、父も知ってるし、母は海外の人ですけど知っているし…、世界中にこんなにずっと愛されるキャラクターはなかなか無いと思います。
今だに格好よくて惹かれるところがいっぱいです。アニバーサリー、おめでとうございます。


◎映像情報
YouTube『Yaffle x AI「RISE TOGETHER feat. OZworldMusic Video Teaser』
https://youtu.be/uYMdtdMveFo


◎映画情報
ゴジラxコング 新たなる帝国
2024年4月26日(金)公開
(C)2024 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
https://godzilla-movie.jp/

Yaffle x AI、映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』日本版主題歌のMVティザー映像公開


(出典 news.nicovideo.jp)

【Yaffle x AI、映画「ゴジラxコング 新たなる帝国」日本版主題歌のMVティザー映像公開中】の続きを読む


【ビルボード】藤井 風「満ちてゆく」、タイで1位に躍り出る!


Billboard JAPAN (ビルボードジャパンからのリダイレクト)
Songs(国名)」の発表を開始した。 ビルボードジャパン・ミュージック・アワード(Billboard JAPAN MUSIC AWARDS)は、ビルボード・ミュージック・アワードの日本版として2009年度より開始された音楽賞である。 その年度のビルボードジャパン
21キロバイト (1,470 語) - 2024年4月14日 (日) 07:59


タイでの一位おめでとうございます😊インドのランキングも注目ですね。

 世界各国でヒットしている日本の楽曲をランキング化した “Japan Songs(国別チャート)”。今週はCreepy NutsBling-Bang-Bang-Born」が7か国で首位を獲得した(集計期間:2024年4月12日4月18日)。

 「Bling-Bang-Bang-Born」は、TVアニメ『マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編』オープニング・テーマに起用されている楽曲。今週はアメリカ、イギリスフランス、ブラジル、南アフリカ、韓国、シンガポールの7か国で1位をマークした。

 インドでは、藤井 風「死ぬのがいいわ」が4週連続・通算31回目の首位を獲得。さらに藤井は、最新曲「満ちてゆく」がタイで1位に輝いた。タイでは、4月11日に同曲が主題歌に起用されている映画『四月になれば彼女は』が公開スタート。また12日には、3月にNHKで放送された「tiny desk」のパフォーマンス動画がNPR MusicのYouTubeチャンネルにて公開され、それらの影響かオーディオとビデオを合算したストリーミング数は前週比327%を記録した。

 今週リリースの新曲では、XGとFPSゲーム『VALORANT』のコラボレーション・シングル「UNDEFEATED」が、シンガポール5位、アメリカ7位、南アフリカ8位、ブラジル13位、タイ14位、フランス18位にそれぞれ初登場を果たした。

 
◎Japan Songs (韓国) トップ10
1位「Bling-Bang-Bang-BornCreepy Nuts
2位「ベテルギウス」優里
3位「Lemon米津玄師
4位「Obsessed」Ayumu Imazu
5位「アイドル」YOASOBI
6位「LADY」米津玄師
7位「NIGHT DANCER」imase
8位「グッバイバイ」冨岡愛
9位「PretenderOfficial髭男dism
10位「愛を伝えたいだとか」あいみょん

◎Japan Songs (シンガポール) トップ10
1位「Bling-Bang-Bang-BornCreepy Nuts
2位「アイドル」YOASOBI
3位「夜に駆けるYOASOBI
4位「NIGHT DANCER」imase
5位「UNDEFEATED」XG & VALORANT
6位「死ぬのがいいわ」藤井 風
7位「SPECIALZ」King Gnu
8位「勇者」YOASOBI
9位「ビビデバ」星街すいせい
10位「青のすみか」キタニタツヤ

◎Japan Songs (インド) トップ10 🇮🇳
1位「死ぬのがいいわ」藤井 風
2位「Bling-Bang-Bang-BornCreepy Nuts
3位「すずめ(feat. 十明)」RADWIMPS
4位「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS) 」TERIYAKI BOYZ
5位「NIGHT DANCER」imase
6位「SPECIALZ」King Gnu
7位「アイドル」YOASOBI
8位「夜に駆けるYOASOBI
9位「光るなら」Goose house
10位「スパークルRADWIMPS

◎Japan Songs (フランス) トップ10
1位「Bling-Bang-Bang-BornCreepy Nuts
2位「DARK ARIASawanoHiroyuki[nZk], XAI
3位「アイドル」YOASOBI
4位「SPECIALZ」King Gnu
5位「真夜中のドア~stay with me松原みき
6位「すずめ(feat. 十明)」RADWIMPS
7位「KICK BACK米津玄師
8位「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」TERIYAKI BOYZ
9位「青のすみか」キタニタツヤ
10位「NIGHT DANCER」imase

◎Japan Songs (イギリス) トップ10
1位「Bling-Bang-Bang-BornCreepy Nuts
2位「SPECIALZ」King Gnu
3位「KICK BACK米津玄師
4位「ラビットホールDECO*27
5位「真夜中のドア~stay with me松原みき
6位「アイドル」YOASOBI
7位「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」TERIYAKI BOYZ
8位「青のすみか」キタニタツヤ
9位「人生のメリーゴーランド久石譲
10位「廻廻奇譚」Eve

◎Japan Songs (ブラジル) トップ10
1位「Bling-Bang-Bang-BornCreepy Nuts
2位「SPECIALZ」King Gnu
3位「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」TERIYAKI BOYZ
4位「真夜中のドア~stay with me松原みき
5位「死ぬのがいいわ」藤井 風
6位「The Lazy Song」DJ HASEBE
7位「KICK BACK米津玄師
8位「少女A椎名もた
9位「廻廻奇譚」Eve
10位「青のすみか」キタニタツヤ

◎Japan Songs (南アフリカ) トップ10
1位「Bling-Bang-Bang-BornCreepy Nuts
2位「死ぬのがいいわ」藤井 風
3位「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」TERIYAKI BOYZ
4位「The Lazy Song」DJ HASEBE
5位「真夜中のドア~stay with me松原みき
6位「アイドル」YOASOBI
7位「SPECIALZ」King Gnu
8位「UNDEFEATED」XG & VALORANT
9位「NIGHT DANCER」imase
10位「KICK BACK米津玄師

◎Japan Songs (タイ) トップ10🇹🇭
1位「満ちてゆく」藤井 風
2位「Bling-Bang-Bang-BornCreepy Nuts
3位「NIGHT DANCER」imase
4位「死ぬのがいいわ」藤井 風
5位「まつり」藤井 風
6位「Obsessed」Ayumu Imazu
7位「アイドル」YOASOBI
8位「ビビデバ」星街すいせい
9位「SPECIALZ」King Gnu
10位「青のすみか」キタニタツヤ

◎Japan Songs (アメリカ) トップ10
1位「Bling-Bang-Bang-BornCreepy Nuts
2位「KICK BACK米津玄師
3位「ラビットホールDECO*27
4位「アイドル」YOASOBI
5位「SPECIALZ」King Gnu
6位「真夜中のドア~stay with me松原みき
7位「UNDEFEATED」XG & VALORANT
8位「死ぬのがいいわ」藤井 風
9位「青のすみか」キタニタツヤ
10位「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」TERIYAKI BOYZ


〈Global Japan Songs Excl. Japan〉
日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した、日本を除く(excluding)世界200以上の国々における主要デジタル・プラットフォームの定額課金型(サブスクリプション)と広告支援型の公式ストリーミング、ダウンロードにそれぞれ比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。

〈Japan Songs(国別チャート)〉
日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した上記データに、各国独自の比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。現在ローンチしているのは韓国、シンガポールインドフランスイギリス、アメリカ、ブラジル、南アフリカ、タイの9か国で、順次追加予定。

【ビルボード】Creepy Nutsが7か国で首位 藤井 風「満ちてゆく」タイで1位に上昇


(出典 news.nicovideo.jp)

【【ビルボード】藤井 風「満ちてゆく」、タイで1位に躍り出る!】の続きを読む


日本のアーティストYOASOBI・藤井風の海外進出に見る、J-POPから消すことのできない「個性」の正体とは


これからもいろんな方法で日本の音楽が世界に広まっていくことが楽しみです?個性あふれる日本のアーティストたちが世界で活躍する姿を見るのは、日本人として誇りに思えます。

 日本のアーティストの海外進出が盛り上がっています。なかでも、アメリカ最大規模の野外フェス、コーチェラに出演したYOASOBI。そして、アメリカの公共ラジオNPRの人気番組『Tiny Desk Concert』日本版の藤井風が話題を呼びました。

◆J-POPから消すことの出来ない「個性」の正体



 カラフルなサウンド、ハーモニーリズムの複雑な構成。いずれをとっても海外勢に引けを取らないどころか、もっと緻密なことをこともなげにやってのけている姿にたくましさすら覚えました。

 “ひょっとするとJ-POPは洋楽を超えてしまったのではないか?”と思うほど、YOASOBI藤井風のパフォーマンスは堂々たるものでした。

 だとすれば、いつかK-POPのようなセンセーションを巻き起こせるのではないか、とも考えたくなりますが、筆者はそうは思いません。といっても、それは悪い意味ではない。急速かつ大量に伝播できない代わりに守られるユニークさがあることを、両者のパフォーマンスが教えてくれたからです。

 では、J-POPから消すことの出来ない個性とは何なのか。考えてみたいと思います。

YOASOBIの根幹を成す「ikuraの発声と滑舌」

 まずコーチェラのYOASOBIカラフルなライティングに、めくるめくサウンドコラージュ。ヘヴィでアタックの効いたビートが刺激に拍車をかけていました。

 しかし、そうした演奏やプレゼンテーションにあって、それでもなお中心にあるのはikuraのボーカルなのですね。より正確を期すならば、ikuraの発声と滑舌こそがYOASOBIの根幹を成しているわけです。

 口の形を崩さずに発音する日本語で細かく刻むリズムを表現する。母音の伸びる日本語は、元来リズミカルになりにくい言語です。

 にもかかわらず、この矛盾した要素を音楽として成立させることこそが、YOASOBIの一番の醍醐味だと気付かされたのです。

 それは大ヒット曲「夜に駆ける」から変わっていません。けれども、歌メロ中心の「夜に駆ける」から、1曲の中に様々な断片を詰め込んだ「アイドル」、「ビリビリ」へと変化していく音楽性にあって、その特徴がさらに際立ってきている。

 つまり、海外仕様でサウンドのテクスチャ―を重視する作りになればなるほど、ikuraの声、日本語の滑舌の強さが浮き彫りになっているわけです。

◆“針の穴に糸を通すような”作業をしている藤井風



『Tiny Desk Concert』の藤井風も興味深く見ました。ソウル、R&Bのイディオムを見事に自分のものとして、いかにも“勉強しました”感もなく、一筆書きの柔らかさでもって体現する芸風は唯一無二です。

 けれども、藤井風の“ソウル”がクオリティを高めれば高めるほど、生々しさ、迫力からは遠ざかっていく。

 本家『Tiny Desk Concert』での、CHICやチャーリーウィルソン、そしてロバート・グラスパーやジェイコブ・コリアーなどと聴き比べると、藤井風は対照的、もっと言えば真逆です。

 子音の強さ、メリハリのあるアクセントを根拠とするハイハットやベースライン。分厚いハーモニーにおける多声の一部として機能するボーカル。こうした西洋のイディオムを身に着けながら、藤井風は日本語でもってそこに逆行して針の穴に糸を通すような作業をしているわけですね。

 それゆえに、彼の歌は細くしなやかにならざるを得ず、必然的に“洋楽”とは異なる響きを持ってしまう。

『Tiny Desk Concert』日本版でも、ディスアドバンテージこそが唯一無二の個性になることを示しているのです。

◆二組の海外進出が教えてくれたこと

 YOASOBI藤井風も、日本語のリズム、抑音で考え、立案し、実演している音楽です。衣服は洋装でも、肉体は日本。古臭い言い方かもしれませんが、日本人が存在して日本語を話す限り、ここからは逃れられず、またそこにいつの時代にも通じる新しさが生まれるのではないでしょうか。

 作曲家の小倉朗(1916-1990)は『日本の耳』というエッセイで、こう書いています。

<なるほど、日本の音楽は知的作用を隔絶した世界である。ヨーロッパの音楽は、記譜法を確立するとともに、理論的体系を積み重ねながら調的な力を追求してきた。(中略)すなわち、ヨーロッパの音楽は調的な力の把握に知的作用の授けを借りたが、日本の音楽は、調性をひたすら体験的なものとして感じ、伝承してきたのである。(中略)いいかえれば、ヨーロッパの音楽は客観的、日本の音楽は主観的性格を持つということになる。もしベートーヴェンが音ではなく光を失っていたとしたら音楽は書けなかった。けれども古来日本の音楽家には盲人が少くない。そういう日本ではもっぱら、耳づて、口づてで音楽が伝承されてきた。>(『日本の名随筆25 音』 團伊玖磨 編 作品社 p.70)

 ニュースのナレーターのようなikuraの滑舌と、読経のような藤井風のスムーズなR&Bは、どうしようもないほどジャパニーズ

 改めてそのことを教えてくれた、価値ある世界進出だったのだと思います。

文/石黒隆之

【石黒隆之】
音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。Twitter: @TakayukiIshigu4

画像はYOASOBI(@YOASOBI_staff)Xより


(出典 news.nicovideo.jp)

【日本のアーティストYOASOBI・藤井風の海外進出に見る、J-POPから消すことのできない「個性」の正体とは】の続きを読む


宇多田 ヒカル(うただ ヒカル、Hikaru Utada、本名:宇多田 光(読み同じ)、1983年〈昭和58年〉1月19日 - )は、日本の歌手、シンガーソングライター、ミュージシャン、音楽プロデューサー。愛称はヒッキー。父は音楽プロデューサー・宇多田照實、母は歌手・藤圭子。アメリカ合衆国・ニューヨーク出身、ロンドン在住。…
176キロバイト (19,962 語) - 2024年4月9日 (火) 17:09
「First Love」「Automatic」などの名曲が入っているランキングですね。デビューはなかなか衝撃的でした。

1 湛然 ★ :2024/04/07(日) 15:59:30.27 ID:HZDj3XOp9.net
「宇多田ヒカル」の好きなシングル曲ランキングTOP30! 第1位は「First Love」【2024年最新投票結果】
kotone (ねとらぼ)
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/2422582/


 2024年3月7日から3月14日までの間、ねとらぼ調査隊では「『宇多田ヒカル』のシングル曲で好きなのは?」というアンケートを実施していました。

 1998年にシングル「Automatic/time will tell」で鮮烈にソロデビューした「宇多田ヒカル」さん。それ以降、数々のヒット曲を世に送り出してきました。そんな宇多田ヒカルさんのシングル曲で人気なのはどれだったのでしょうか?

今回のアンケートでは計504票の投票をいただきました。ご投票ありがとうございます! それでは結果を見ていきましょう。


投票結果(票数)
順位  シングル曲名  票数
1  First Love  42
2  Automatic  41
3  Can You Keep A Secret?  28
4  traveling  23
5  Goodbye Happiness  22
6  Wait & See ?リスク?  20
7  Flavor Of Life  19
   COLORS  19
   君に夢中  19
10  Letters  17
11  Movin’ on without you  16
    Prisoner Of Love  16
13  SAKURAドロップス  15
14  光  14
15  time will tell  12
   道  12
   Beautiful World  12
18  One Last Kiss  11
   For You  11
20  Addicted To You  9
   FINAL DISTANCE  9
   あなた  9
   花束を君に  9

※24位以下は省略。全文は引用元サイトをご覧ください。

【【音楽】あなたはどれ?「宇多田ヒカル」の好きなシングル曲ランキングTOP30! 】の続きを読む

このページのトップヘ