| 第77回 - 黒沢清監督『スパイの妻』が銀獅子賞を受賞。 その他、日本映画に関する、受賞。 第6回(1938年)- 田坂具隆監督『五人の斥候兵』がイタリア民衆文化大臣賞を受賞。 第7回(1939年)- 田坂具隆監督『土と兵隊』が日本映画総合賞を受賞。 第12回(1951年)- 黒澤明監督『羅生門』がイタリア批評家賞を受賞。 11キロバイト (1,365 語) - 2020年9月12日 (土) 18:32 |
2020.9.13 03:42エンタメ
第77回ベネチア国際映画祭は13日(日本時間)、日本の「スパイの妻」の黒沢清監督を銀獅子賞(監督賞)に選んで閉幕した。
黒沢監督が脚本も手がけた「スパイの妻」は、蒼井優(あおい・ゆう)さんと高橋一生(たかはし・いっせい)さんが主演。満州で目撃した恐るべき国家機密を米国で知らしめようとする夫と、その妻の葛藤や大胆で意外な行動を通じて、太平洋戦争を描いたサスペンス作品。
黒沢清監督ら関係者は、コロナ禍のため伊ベネチアの会場を訪れることは断念していた。受賞の連絡を受けた黒沢監督は、映像であいさつ。「この年になって、こんなに喜ばしいプレゼントをもらえるとは思っていなかった。長い間映画を続けてきてよかったとしみじみ感じている」と喜びを語った。
ベネチア国際映画祭で日本人が銀獅子賞を獲得するのは、60回(2003年)の「座頭市」の北野武監督以来。
最高賞の金獅子賞には、カナダの「Nomadland」(クロエ・ジャオ監督)が選ばれた。
ベネチア国際映画祭は世界3大映画祭の一つで、コロナ禍の中で開催された初の主要な映画祭となった。
「スパイの妻」は、日本では10月16日に公開される。
https://www.sankei.com/smp/entertainments/news/200913/ent2009130003-s1.html























