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【今夜放送】「ボヘミアン・ラプソディ」“猫映画”としても高評価 より楽しめる注目ポイント🐱


ボヘミアンラプソディ」(英語: Bohemian Rhapsody)は、クイーンの楽曲である。作詞・作曲はフレディ・マーキュリー。1975年に発売された4作目のオリジナル・アルバム『オペラ座の夜』に収録された後、同年10月31日に同作からの第1弾シングルとしてリカットされた。演奏時間は約6分で、
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また感動出来たら良いな♡

伝説のロックバンドクイーン」のメインボーカルフレディ・マーキュリーの劇的な半生を描く「ボヘミアン・ラプソディ」が、今日6月4日日本テレビ系金曜ロードショー」で地上波初放送される。本編ノーカットでの放送を前に、作品をより楽しむポイントを紹介する。

【画像】「ボヘミアン・ラプソディ」キャスト、鏡開きでヒット祈願

本作では、クイーンの現メンバーであるブライアン・メイロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、劇中の楽曲には主にマーキュリー自身の歌声を使用。「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサートライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスといった音楽史に残る伝説の数々を再現するとともに、華やかな活躍の裏にあった知られざるストーリーに迫っている。

オープニングファンファーレ

本作のオープニングは、映画ファンにはおなじみの20世紀FOXのロゴタイトルだが、そのファンファーレの音色はメイとテイラーの演奏による特別バージョンになっている。

■名曲誕生のエピソード

映画のタイトルにもなった名曲「ボヘミアン・ラプソディ」は、ラジオプレイされる事を前提に「シングル曲の長さは3分」が標準だった時代に、約6分という当時としては異例の楽曲だった。「クイーンは未知なる存在だ!どんな型にもはまらない」というセリフとともに、本作ではこの名曲誕生の舞台裏が明かされる。

そして、独特の手拍子で盛り上がる名曲「ウィー・ウィルロック・ユー」誕生の瞬間も。今ほど録音技術が発達していないアナログ全盛時代に、どんなレコーディングが行われていたのかも見どころの一つとなっている。

■ラミ・マレック渾身のパフォーマンス

フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックは、過去のインタビューで「どうしても演じたい役だったから、フレディを継ぐつもりでオーディションに挑んだんだ。ただまねて、似せるだけということはしたくなかった」と語っている。

撮影中はムーブメントコーチサポートが大きかったそうで、マーキュリー独特の目の動き、振り返り方、マイクのひねり方など細部にまでこだわり、長い時間をかけて彼の癖を再現した。

本作での演技が評価され、マレックは第91回アカデミー賞で主演男優賞を受賞。授賞式のスピーチでは、受賞の喜びや多様性についてのメッセージを発信したほか、メアリーオースティンを演じ、恋人関係に発展したルーシーボーイントンへ向けて「あなたはこの映画の真心でした。そして僕の心を奪いました」と呼びかけていた。

■"猫映画"としても高評価

一部では「猫映画」としても高く評価されている本作。マーキュリーの"猫好き"はファンの間では有名な話で、本編でもマーキュリーの自宅の窓辺で、リビングで、そしてピアノの上など、かわいい猫メンバー並みの存在感を示している。

ライブエイドでのライブシーン

ストーリークライマックスになっている、1985年ライブエイドでのステージ。実際のライブエイドでも何万もの観客を巻き込んだ「クイーン」のステージは伝説になっているが、本作では郊外で組まれた巨大セットで1日に1曲ずつ撮影された。

タバコの吸い殻やドリンクカップまでディテールが再現され、当時のライブエイドのサウンドと熱気が伝わってくる。

映画.comが過去に行ったインタビューで、マレックは「僕たちが最初に撮影したのは、(クライマックスの)ライブシーンからだったんだ。自分たちとしては"炎の洗礼"を受けたようなものだった。『きちんと演じなくてはならない。やりとげなければ』とものすごく恐怖を感じながら挑んだよ。でもそこでキャストスタッフが本当に一丸になれて、団結できたんだ。(クイーンを共に演じた)みんなとも、今後も関係がずっと続いていくような信頼を築けた」と、「クイーン」を演じた全員思い入れ深いシーンだったと明かしている。

放送は、6月4日午後9時午後11時39分(45分枠拡大)。なお、今夜の「金曜ロードショー」は、35周年記念作品第2弾ということで、2代目オープニングが使用される。

地上波初放送・本編ノーカット


(出典 news.nicovideo.jp)

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【映画】ヒュー・ジャックマン&アリアナ・グランデ絶賛!「イン・ザ・ハイツ」圧巻のミュージカルシーン映す予告編 に注目!


インハイツ』(原題:In the Heights)は2021年に公開される予定のアメリカ合衆国のミュージカル映画である。監督はジョン・M・チュウ、主演はアンソニー・ラモスが務めた。本作は2005年に初演されたミュージカル『インハイツ』を映画化した作品である。
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予告編だけですごく圧倒されます。パワーをもらいたいような映画🎬観たい!

2008年にトニー賞の最優秀作品賞を含む4冠に輝き、09年にグラミー賞の最優秀ミュージカルアルバム賞を獲得した傑作ミュージカルを映画化する「イン・ザ・ハイツ」の日本版予告編とビジュアルがお披露目された。映像には、ラップを使用したパワフルなナンバーにのせ、圧巻のミュージカルシーンが鮮やかに切り取られている。

【動画】「イン・ザ・ハイツ」日本版予告編

「世界中で最もチケットが取れないミュージカル」と話題の「ハミルトン」を製作したリン=マニュエル・ミランダによるミュージカルを、「クレイジー・リッチ!」のジョン・M・チュウ監督が映画化。米ニューヨークの片隅に取り残された街ワシントン・ハイツが舞台となっている。祖国を遠く離れた住民たちで賑わうこの街で、仕事や進学、恋にもがきながら、夢に向かって一歩を踏み出そうとする若者4人の運命が、真夏の大停電の夜、大きく動き出す。

本作を鑑賞した「レ・ミゼラブル(2012)」「グレイテスト・ショーマン」のヒュー・ジャックマンは、「舞台のミュージカルは見ていなかったんだけれど、映画を見て圧倒された。演技もダンスも音楽も演出も信じられないくらいに素晴らしい。自分がミュージカルをやっているからって全てのミュージカルを見ているわけじゃないし、すべてのミュージカルが好きなわけじゃないけど、この映画は圧勝だ」と、自身のTwitterアカウントに動画つきでコメントを投稿



歌手のアリアナ・グランデも、Instagramアカウントで「この映画がなぜこんなに美しく完璧なのかが理解できないくらい驚くほどの出来栄え。とてもとても、美しい」と感想を明かした。

さらに米批評家サイト「Rotten Tomatoes」では、満足度98%(5月26日時点)の高評価を獲得。「新旧の偉大なミュージカル映画を想起させつつ、このジャンルの大きな飛躍を感じさせてくれる」「『イン・ザ・ハイツ』は映画館への見事な凱旋だ。私たちがなぜ大スクリーンで映画を見ることが好きなのか、その理由を何度も何度も思い出させてくれる」「オスカー間違いなし。10年に1本の傑作ミュージカル。いま世界に必要なのはこの感動だ」など、絶賛評が相次いでいる。

予告編は、主人公ウスナビ(アンソニー・ラモス)が「昔々、ここから離れたニューヨークにワシントン・ハイツという場所があった」と語り、過去を回想するシーンからスタート。拳でリズムをとると、歌とダンスで溢れたワシントン・ハイツの日常が映し出される。原作ミュージカルは、保守的なブロードウェイに初めて本格的にラップを持ちこみ評価された作品であり、映像でもパワフルなラップソングの数々を楽しむことができる。

さらに重力に逆らい、建物の外壁で踊る驚きのシーンや、人々が一斉にプールや路上で踊る、躍動感に満ちた群舞シーンなど、壮大なパフォーマンスを活写。往年のミュージカル映画の名作にも引けをとらない映像美にのせ、夢を追う若者たちのエモーショナルなドラマが展開する。

ビジュアルは、街のシンボルであるジョージ・ワシントン・ブリッジを背景に、物語の中心となる若者4人を写している。ウスナビと、彼が思いを寄せるヴァネッサ(メリッサ・バレラ)、見つめ合うベニー(コーリー・ホーキンズ)とニーナ(レスリー・グレース)の姿は、劇中の恋模様を予感させる。

「イン・ザ・ハイツ」は、7月30日に全国公開。映画評論家、演劇ライターのコメントは、以下の通り。

【渡辺祥子】(映画評論家)
ラテンの血がたぎる熱気に煽られ、圧倒的興奮に夢中になった。ここにはNYに生きるヒスパニック系の人々のこみあげる思いがダンスと音楽になって噴出している。

【大原薫】(演劇ライター)
ミュージカルの聖地ブロードウェイで見た「イン・ザ・ハイツ」は熱く燃えていた。映画はさらにホット!ラテン・ラップ・バラード……、あらゆる音楽とリズムが渦巻き、アメリカの「今」を映し出す。「大切なHOMEで夢を追いかけよう」と心に明かりが灯った。

【立田敦子】(映画ジャーナリスト)
ラテン・サウンドってなんでこんなに人を元気にするのだろう? 夢と仲間がいれば、人生はどうにかなる。そう信じさせてくれるエンパワーメント・ムービー!

【稲垣貴俊】(ライター)
こんなミュージカル映画を待っていた! ラテンのリズムに身体が揺れ、圧倒的な歌とダンスに心ふるえる、王道の魅力と現代のスピード感が融合した傑作。彼らの夢と青春は、厳しい日常の中で希望を求める"今"の世界に深く刺さるはず。

ラップを使用したパワフルなナンバーが彩る予告編 (C)2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved


(出典 news.nicovideo.jp)

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〜エンドソング〜「Call me Cruella(コール・ミー・クルエラ)」収録!ディズニー映画『クルエラ』オリジナル・サウンドトラック ★


101匹わんちゃん > クルエラ・ド・ヴィル ディズニー・ヴィランズ > クルエラ・ド・ヴィル クルエラ・ド・ヴィル(Cruella De Vil)は、アニメーション映画『101匹わんちゃん』(1961年)に登場する架空の人物。ディズニー・ヴィランズの一人であり、抜群のファッションセンスを持つ冷酷非
14キロバイト (1,708 語) - 2021年4月17日 (土) 06:55



2021年5月27日(木)映画館5月28日(金)ディズニープラスプレミアアクセスにて公開となるディズニー実写映画『クルエラ』

この映画のエンドソングCall me Cruella」を、世界的な賞を数多く受賞しているイギリス出身の人気アーティストフローレンス・アンド・ザ・マシーンが歌唱することが発表されました。

劇中で流れるスコア(劇伴)は、『ムーンライト』(2016年)と『ビールストリートの恋人たち』(2018年)でアカデミー賞にノミネートされた作曲家ニコラス・ブリテルが担当します☆

 

ディズニー映画『クルエラ』オリジナル・サウンドトラック

 

ディズニー映画『クルエラ』オリジナル・サウンドトラック

 

日本版オリジナルサウンドトラック2021年5月27日(木)デジタル配信、6月23日(水)CD発売

試聴/予約:https://umj.lnk.to/Cruella

 

2021年5月27日(木)映画館5月28日(金)ディズニープラスプレミアアクセスにて公開となるディズニー実写映画『クルエラ』

ニコラス・ブリテルのスコアが収録されたアルバム『クルエラ オリジナルスコア』が、2021年5月21日(金)よりデジタル配信がスタート

5月27日よりデジタル配信スタート6月23日より発売となる日本版オリジナルサウンドトラックには、映画の主人公クルエラの日本語吹替版声優を務めた柴咲コウによる日本版エンドソングコール・ミー・クルエラ」と、フローレンス・アンド・ザ・マシーンの「Call me Cruella」が収録されます。

コール・ミー・クルエラ」は、“クルエラ・デ・ビル”と繰り返し歌われる旋律がつい病みつきになる、クルエラの心情や魅力が見事に表現されたクールな1曲。

また、ディズニー史上最も悪名高く、ファッショナブルな伝説の悪役クルエラの若き日々を描いた本作では、物語の舞台である、パンクムーブメント吹き荒れる70年代ロンドンで人気を博した楽曲や、クルエラの活躍を彩る楽曲を多数使用。

 

 

オリジナルサウンドトラックには、クイーン、ビー・ジーズ、ザ・クラッシュスーパートランプ、ドアーズ、ブロンディ、エレクトリックライトオーケストラアイクティナターナーほか錚々たるレジェンドアーティストの楽曲が収録されたトラックリストになっています。

 

 

エンドソングCall me Cruella」を歌唱することに関して、グラミー賞にノミネートされたソングライターであり、フローレンス・アンド・ザ・マシーンバンドリーダーを務めるフローレンス・ウェルチは「私が初めて歌い方を学んだ曲のいくつかは、ディズニーソングでした。中でも、ディズニーヴィランズ(悪役)の曲は素晴らしい曲が多いです。ですから、『クルエラ』のために歌を作り、演奏するのを手伝うことは、私の子供の頃からの長い夢を叶えることになります。ニコラス・ブリテルとディズニーには、私に自由な創作活動を許してくれたこと、そしてクルエラの美しい狂気を託してくれたことに、とても感謝しています」とコメント

また、ニコラス・ブリテルもコメントを寄せ、「私はフローレンスの大ファンなので、『Call me Cruella』で彼女とコラボレーションできたことは本当に嬉しかったです。この曲と『クルエラ』のスコアでは、60年代、70年代ロンドンの生々しいロックの美学を表現することを目標にしました。ロンドンのアビイ・ロードAIRスタジオで、すべてのビンテージ機材とアナログテープを使って録音し、オーケストラの要素とエレクトリックギターベースオルガンキーボードドラムを融合させました」とコメントを寄せています。

 

名作アニメーション101匹わんちゃん』のヴィラン(悪役)“クルエラ”の誕生秘話を実写化した映画『クルエラ』

『クルエラ』オリジナルサウンドトラックは、5月27日よりデジタル配信スタート6月23日より発売です!

日本版ポスター
『101匹わんちゃん』のディズニーヴィランズの物語を実写化!映画『クルエラ』

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ディズニー実写映画『クルエラ』ワールドプレミア エマ・ストーン
エマ・ストーンがルイ・ヴィトンを着用し来場!ディズニー実写映画『クルエラ』ワールドプレミア

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ディズニー映画『クルエラ』オリジナル・サウンドトラック


(出典 news.nicovideo.jp)

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【映画】明日放送! 金ロー『タイタニック』後編 前編あらすじ&動画をチェック


タイタニック』(原題:Titanic)は、ジェームズ・キャメロン監督・脚本による1997年のアメリカ映画。興行収入は、全世界で21.9億ドルに達し、『ジュラシック・パーク』(1993年)を抜いて世界最高興行収入を記録した。第70回アカデミー賞では、歴代最多の14部門でノミネートされ、作品賞を含む歴代最多の11部門で受賞した。
62キロバイト (7,921 語) - 2021年5月12日 (水) 03:27


何故か放送されているのを観るのがいいんです。

 俳優レオナルド・ディカプリオ主演の映画『タイタニック』の後編が、あす5月14日21時の「金曜ロードショー」(日本テレビ系)にて放送される。番組ホームページでは前編のあらすじ動画を公開。後編の伏線となるシーンも盛り込まれているので、放送前にこの動画で復習しておこう。


  ↓↓
【動画】金曜ロードショー『タイタニック』前編あらすじ動画

 本作は、ジェームズ・キャメロン監督が、20世紀最大の海難事故と言われたタイタニック号沈没事故の史実をもとに描いた超大作。主人公ジャックを演じたディかプリオの名を一躍世界に知らしめ、日本でも「レオ様ブーム」が起こるなど社会現象を生んだ。第70回アカデミー賞では、作品賞、監督賞をはじめ11部門を受賞した。

 世界的大ヒットとなり、日本でも当時、歴代興行収入1位となる興行収入262億円を記録。これは現在でも歴代3位にあたる大記録で、依然として洋画歴代1位、実写作品歴代1位をキープし続けている。

■前編のあらすじ
 豪華客船タイタニック号が沈んでから84年。タイタニック号とともに沈んだとされる幻のダイヤモンドを探して海底調査が行われた。しかしダイヤは見つからず、代わりにそのダイヤのネックレスを着けた女性のスケッチが発見された。その絵のモデルとなったのがこの物語のヒロイン、ローズ。100歳を超えても存命していた彼女は、調査団たちにタイタニック号が沈んだ時の様子を語り始める…。

 1912年、タイタニック号はイギリスからニューヨークへ向けて出発した。当時上流階級の娘だったローズは、母、婚約者らとタイタニック号に乗船。一方、貧しい画家志望の青年ジャックは、新天地アメリカでの成功を夢見てタイタニック号に乗船していた。

 ローズは婚約者から「愛の証」として最高級のダイヤのネックレスをプレゼントされる。しかし母から強制された婚約だったため、ローズは婚約者が好きになれず、うっ屈した気持ちを抱えていた。船から身を投げようかと思い悩んでいたローズだったが、そこに偶然現れたのがジャックだった。運命的な出会いを果たした二人は、身分の違いを乗り越え、引かれ合っていく。婚約者の目を盗んで密会する二人だったが、この密会が婚約者の執事に見つかってしまい、二人は船内を逃げ回ることに…。

■後編の見どころ
 ジャックとローズの密会に激怒する婚約者…はたしてジャックローズの恋の結末は? タイタニック号が沈んでゆくパニックの中、船長、船員、裕福な1等船客、貧しい3等船客…立場の違う者たちがどんな行動を取るのか。そしてこの物語のキーアイテム、ローズが婚約者から渡されたダイヤの行方は?

 映画『タイタニック』後編は、日本テレビ系金曜ロードショー」にて、5月14日21時放送。

映画『タイタニック』場面写真 (C) 1997 Twentieth Century Fox Film Corporation and Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.


(出典 news.nicovideo.jp)

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「タイタニック」の悲劇はなぜ『銀河鉄道の夜』に描かれたのか  一人の日本人乗客が結ぶ2つの“残されたものの物語”


タイタニック』(原題:Titanic)は、ジェームズ・キャメロン監督・脚本による1997年のアメリカ映画。興行収入は、全世界で21.9億ドルに達し、『ジュラシック・パーク』(1993年)を抜いて世界最高興行収入を記録した。第70回アカデミー賞では、歴代最多の14部門でノミネートされ、作品賞を含む歴代最多の11部門で受賞した。
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単純に好きな映画の一つ

 1997年に公開された映画『タイタニック』は全世界で約22億ドル(約2400億円)もの興行成績を上げた大ヒット作である。

 この『タイタニック』と奇妙な縁がある作品が、1985年に公開されたアニメ映画銀河鉄道の夜』だ。この縁は“偶然の産物”でしかないのだけれど、そこを意識しながら2つの映画を見ると、それぞれの作品がより立体的に楽しめるようになる。では2つの映画が、どんな縁で結ばれているか順番に紐解いていこう。

1912年4月10日タイタニック出港の日

 全ての始まりは1912年4月10日。豪華客船タイタニック号は、アメリカニューヨークを目指して、イギリスサウサンプトン港から初航海に出発した。航海は順調に進むかに思えたが、出発して4日後に事態は暗転する。タイタニックは接近してきた巨大な氷山と接触したのだ。

 関係者を始め誰もが“不沈船”と信じていたタイタニック号だが、この衝突から2時間40分後の15日2時20分、北大西洋に沈没することになる。同船には2200人余りが乗っていたが、そのうち1513人が死亡することになった。これは1912年時点で史上最悪の海難事故だった。

海に眠って70年以上…キャメロン監督との「邂逅」

 1985年アメリカフランスの合同探検隊を組織した海洋考古学者のロバートバラードは、深海にタイタニックの沈没地点を発見する。バラードの潜水調査はドキュメンタリーが制作され、その映像は、かねてから海の世界やタイタニック号に関心を持っていたジェームズ・キャメロン監督を大いに刺激することになる。

 そうしてキャメロン監督はまず、深海を舞台にしたファーストコンタクトSF『アビス』(1989年)を発表する。だがその一方で1987年の時点で、キャメロン監督は既にタイタニック号に関する企画メモを記していたという。メモの内容は次の通り。

〈「シーンの最初と最後に潜水艦を使って撮った現在の沈没船の映像を入れて、ブックエンドのように物語をはさむこと。そこから生存者の思い出をたどるようにして、沈没のあった夜を再現すること。人間性が試される、大きな試練。ゆっくりと、しかし着実に迫ってくる運命(比喩)。死んでいく男たちと、当時の習慣により助けられる女たちと子供たち。そこに生まれた数々のドラマチックな別れの瞬間。勇気ある英雄と、卑怯な小心者。文明人としての礼儀と、動物的な本能の拮抗。これらのすべての背景として、ミステリー、あるいはしっかりとした筋のある物語が織り込まれる必要あり」(『タイタニック ジェームズ・キャメロンの世界』ポーラ・パリージ、訳:鈴木玲子、ソニーマガジンズ)〉

「船上の『ロミオとジュリエット』」の物語へ

 後にこの「しっかりとした筋」の部分に、「船上の『ロミオとジュリエット』」というコンセプトが持ち込まれることになる。さらにキャメロン監督は、沈没する実際のタイタニック号の映像を撮影して映画に使うことも実現してしまうのだった。

 キャメロン監督は「船上の『ロミオとジュリエット』」の物語を劇的に構成するため、社会的階級と沈没時の運命の両極端を象徴する人物を配置することを考えた。そこで生存率の低かった三等船室の男性と、生存率が高い一等船室の女性という正反対の立場の2人の物語として脚本を書き上げた。

ジャック」と「ローズ」の間にいた一人の日本人乗客

 この時、史実のタイタニックでは、やはり生存率の高くない二等船室に唯一の日本人客が乗船していた。鉄道官僚として留学先のロシア・サンクトペテルグルクから帰国途中だった細野正文である。

 奇跡的に生還した細野正文だったが、帰国後は、女性や子供を優先せず助かったという理由で誹謗中傷にさらされることにもなったという。その汚名がそそがれることになったきっかけは、映画『タイタニック』公開に合わせて、RMSタイタニック社が、細野正文が残した遭難の手記を踏まえつつ行った調査だったそうだ。それにより細野正文は、決して卑怯な手段でボートに乗ったのではないということが明らかになったという。

銀河鉄道の夜』に描かれた「タイタニック号の遭難」

 一方、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』にタイタニック号の遭難を思わせるくだりがあるのは有名な話だ。

 ケンタウル祭の夜、丘の上で孤独に佇んでいたジョバンニ少年は、突如姿を現した銀河鉄道に乗り旅に出ることになる。気がつくと隣の席には友人のカンパネルラもいる。やがてここに「氷山にぶつかって沈んだ船」に乗っていた家庭教師の青年と姉弟の3人連れが加わることになる。

 青年はジョバンニたちに自分たちが体験する沈没の様子を語って聞かせる。そこに「どこからともなく〔約二字分空白〕番の声があがりました。たちまちみんなはいろいろな国語で一ぺんにそれをうたいました。」というくだりがでてくる。

推敲過程に残された「タイタニック沈没時に演奏された賛美歌

 完成した『銀河鉄道の夜』の原稿中では何を歌ったかは明確に書かれていなかったものの、推敲の過程では「主よみもとに近づかん」という言葉が書かれていたバージョンもあるという。このフレーズは、賛美歌320番の冒頭の一節で、タイタニック号が沈没する時に楽団が演奏していた曲といわれている。

 タイタニック号の遭難が1912年で、宮沢賢治1896年生まれなので、遭難当時は15歳。『銀河鉄道の夜』の執筆開始は12年後の1924年ごろなので、報道かなにかで知ったタイタニックエピソードを取り入れたのだろう。1925年1月に書かれた詩「今日もまたしやうがないな」の中に

〈まるでわれわれ職員が

タイタニックの甲板で

Nearer my God か何かうたふ

悲壮な船客まがひである〉

 という一節が出てくる。

 この賛美歌が本当に沈みゆくタイタニック号で演奏されていたかどうかは現在では疑わしいとされているようだが、映画『タイタニック』でも沈没が進む中、楽団が甲板でこの曲を演奏するシーンが描かれていた。

アニメ銀河鉄道の夜』で描かれた「4本の煙突を持つ豪華客船」

 そして脚本・別役実と杉井ギサブロー監督の手によってアニメ化された映画『銀河鉄道の夜』でも、こうしたいきさつを踏まえ、賛美歌320番(映画の中では当時の言い方に従い306番と呼ばれている)が使われている。また映画独自のアレンジとして、序盤でジョバンニが働く活版所で印刷しているものに、タイタニックらしき煙突を4本持った豪華客船の写真が載っている様子も描かれている。

 このアニメ映画は、漫画家ますむらひろしが漫画化した宮沢賢治作品に着想を得て、登場人物をネコで表現しているのが特徴だ。ただし家庭教師の青年と姉弟だけは人間として描かれている。杉井監督がネコのキャラクターを採用したのは、それによってキャラクターが抽象化される効果を狙ったからだ。だから、ますむらの描いた『銀河鉄道の夜』では、ネコたちは服を着ているが、アニメ映画では抽象化のために衣装はミニマムに抑えられている。一方で、家庭教師と姉弟があえて人間で描かれたのは、ネコによる抽象化とは逆に生々しさがほしかったからだという。

細野正文の孫・細野晴臣と「タイタニック」の奇縁

 この映画『銀河鉄道の夜』の音楽を担当したのは音楽家細野晴臣。実は細野晴臣は、奇しくも、タイタニック遭難から生還した細野正文の孫である。賛美歌は、映画のために創作された人物・盲目の無線技師が、ノイズまみれの遭難信号の中にこの歌を聞き取るシーンで初登場し、青年の回想で沈没の様子が語られる時に印象的に使われる。

 細野はどんな思いで賛美歌320番をアレンジしたのか。そして、果たして細野正文は船上で賛美歌306番を聞いたであろうか。

宮沢賢治が『銀河鉄道の夜』に「タイタニック」を描いた理由

 原作である『銀河鉄道の夜』に話を戻そう。では、宮沢賢治はどうしてタイタニックエピソードを導入したのだろうか。

 家庭教師の青年は、沈没するときの状況を以下のように語る。

「そこからボートまでのところにはまだまだ小さな子どもたちや親たちやなんか居て、とても押しのける勇気がなかったのです。それでもわたくしはどうしてもこの方たち(引用者注・姉弟)をお助けするのが私の義務だと思いましたから前にいる子供らを押しのけようとしました。けれどもまたそんなにして助けてあげるよりはこのまま神のお前にみんなで行く方がほんとうにこの方たちの幸福だとも思いました。」

 また、そうして銀河鉄道に乗ることになった姉は、ジョバンニとカンパネルラにサソリの物語を教える。それは、イタチから逃げて井戸に落ちたサソリが死ぬ間際に、どうしてイタチにこの身を食べさせなかったのだろう、と悔いる内容だ。

「どうしてわたしわたしのからだをだまっていたちに呉(く)れてやらなかったろう。そしたらいたちも一日生きのびたろうに。どうか神さま。私の心をごらん下さい。こんなにむなしく命をすてずどうかこの次にはまことのみんなの幸(さいわい)のために私のからだをおつかい下さい。」

 姉は、夜空に赤く燃えている「サソリの火」は、このサソリの体が燃えているものだとこの話を締めくくる。

 宮沢賢治は、さまざまな作品の中のみならず、生活の中でも「皆の幸福のための自己犠牲」という思想を追求していた。そこから考察するに、タイタニックエピソードも個人の幸福と全体の幸福の関係を語るための重要なピースとして作中に導入されたと考えることができる。

銀河鉄道の夜』と『タイタニック』 2つの物語に共通するもの

 そして、ここで『銀河鉄道の夜』と『タイタニック』は再び繋がってくる。この2つの物語は、ともに旅をしてきた相手の自己犠牲的な死と、それによる別離が描かれており、内容は異なれど、構造的に似ているのだ。ここで自己犠牲“的”としたのは、ジャックもカンパネルラも死ぬことを目的にはしていないからだ。

 どちらもまず無私の行動があり、その結果として、2人は命を落としている。それはこの2つが、結果として死んでしまった相手から何を受け取ったのか、という「残されたもの」の物語であるということでもある。

ローズが口ずさんだ歌と彼女の“飛翔”

タイタニック』でジャックは、海上に浮いたドアにローズを優先して乗せ、「必ず生き延びると約束してくれ」と励ます。救助を待つ間、ローズは朦朧とした意識の中、自分をタイタニック号の舳先に立たせてくれた時、ジャックが歌っていた「Come Josephine In My Flying Machine」を口ずさむ。これは1910年のヒット曲で、男性がジョゼフィーヌという女性を飛行機に誘う内容だ。

 階級のしがらみに縛られ窮屈な思いをしていたローズにとって、ジャックというのは自分が“飛べる”ということを気付かせてくれた存在だった。「Come Josephine In My Flying Machine」の歌詞に出てくる男性のように、ローズを飛翔へと誘うジャック。この歌を口ずさむ彼女の視線の先には、無慈悲なまでに美しい天の川が広がっている。自分には決して手が届かないかもしれないはるかかなたの空。その時、救助に戻ってきた救命ボートの明かりが見える。この時、ジャックは既に息絶えていた。

 ここでローズはついに自分で“飛ぶ”。凍えた体に鞭打ってドアを降り海に入って、死体が持っていた呼子を吹き、ボートを呼び戻すローズ生きるために自ら選択し行動すること。海に沈んでいくジャックローズが呼びかけた「あなたを忘れない」という言葉は、単なる「初恋の永遠性」ではなく、「あなたが教えてくれた“私は飛べる”ということを私は忘れない」ということでもあるのだ。

ジョバンニとカンパネルラの「どこまでもどこまでも一緒に」

 一方、『銀河鉄道の夜』のジョバンニとカンパネルラの別れは突然にやってくる。

 家庭教師と姉弟も銀河鉄道を降り、再び2人きりになるジョバンニとカンパネルラ。だが、原作では、ジョバンニが「どこまでもどこまでも一緒に行こう。」と話しかけた瞬間、既にカンパネルラの姿は消えている。映画では、カンパネルラは客車から歩み去り、ジョバンニはその後姿を追いかけても追いつくことができない。

 そこでジョバンニは目を覚ます。丘を降りていくとジョバンニは、カンパネルラが級友を救うために川に落ちたことを知らされる。

 映画はここでジョバンニの「ああ、僕はカンパネルラがあの銀河のはずれにいることを知っている。僕はカンパネルラと一緒に歩いてきたんだ」という台詞を加えている。この時画面は、川面から橋ごしに天の川を見上げる映像を通じて、地上の川と天の川が繋がっていることを示す。

 その後、原作ではまだいなくなる前のカンパネルラに語りかけた内容が、「僕はもう、あのサソリのように、ほんとうにみんなの幸せのためなら、僕のからだなんか百ぺん焼いてもかまわない。カンパネルラ、どこまでもどこまでも一緒に行くよ」と少し改めてモノローグで語られることになる。

 原作は、ジョバンニが「どこまでもどこまでも一緒に行こう。」と呼びかけた後、カンパネルラが「あすこがほんとうの天上なんだ」と車窓の外を指差すが、ジョバンニにはそこが「ぼんやり白くけむっているばかりどうしてもカムパネルラが云ったように思われませんでした。」というふうに見えている。この断絶のまま原作は物語の終幕へと入っていく。

 これに対し、映画は2人の潜在的な認識のギャップを描きつつも、その後に「どこまでもどこまでも一緒に行くよ」と台詞を置いたことで、「選ぶ道は違えど、理想は同じ」という意味合いが前面に出て物語を締めくくることになった。

残されたものと、先に逝ったもの

 このアニメ映画ジョバンニの「どこまでも一緒に行くよ」は、『タイタニック』の「あなたを忘れない」という台詞と響き合っている。残されたものは、先に逝ったものから何かを受け取っている。それを忘れない限り、死者は死ぬことはないのである。

映画『銀河鉄道の夜』は最後に「ここよりはじまる」というテロップで締めくくられる。この言葉は、ニューヨークに到着し、自由の女神を見上げるローズの人生にも、まさに当てはまる言葉だ。「ここよりはじま」り、彼女は十分に生きることになる。

 そんなローズの人生を思う時、では少年ジョバンニは、その後、どのような人生を生きたのだろうかという答えのない問いも頭に浮かんでくる。ローズのように老いて、それでもなおカンパネルラのことを忘れることはなかっただろうか。ローズが夢でジャックと再会するように、夢でカンパネルラと会うことはあったであろうか。

タイタニック』と『銀河鉄道の夜』は、決して似ている映画ではない。でも細野正文のつなぐ縁をきっかけにして並べて見ると、お互いを照らし出すような要素がそこここにちりばめられているのである。

◆◆◆

【参考資料】
タイタニック ジェームズ・キャメロンの世界』(ポーラ・パリージ、訳:鈴木玲子、ソニーマガジンズ)
宮沢賢治の真実 修羅を生きた詩人』(今野勉、新潮社
アニメーション宮沢賢治 銀河鉄道の夜設定資料集 増補新装版』(復刊ドットコム)
タイタニック 祖父の真実』Webナショジオ

(藤津 亮太)

©️世界中で大ヒットした映画『タイタニック』。物語のテーマになったタイタニック号の沈没は、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』の中にも描かれている ©️getty


(出典 news.nicovideo.jp)

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【映画】フランス映画界のサラブレッドが明かす、『ラブ・セカンド・サイト』を生んだ運命的な“化学反応”とは?


『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』(ラブセカンドサイトはじまりははつこいのおわりから、Mon inconnue)、2019年のフランス・ベルギーの恋愛ファンタジー映画。監督ユーゴ・ジェラン(フランス語版)、出演フランソワ・シヴィルとジョセフィーヌ・ジャピなど。 ラファエル:
5キロバイト (259 語) - 2021年4月24日 (土) 03:27


久々にフランス映画観たい🎬

「いま一緒に暮らしている妻と出会ってなかったら、僕はどんな人生を送っていたのだろうと不安に思うことがあります。たとえばそれが男だろうと女だろうと、また最愛の人でも同僚でも親友でもいい。“この人と出会わなかったら人生はどうなっただろう”という疑問の答えを探しているうちに、この映画の企画ができあがっていったのです」

【写真を見る】古典の名作から『アバウト・タイム』まで!『ラブ・セカンド・サイト』に影響を与えたラブコメ映画とは

フランスの映画サイト「ALLOCINE」が選んだ2010年代ロマンティック・コメディ映画ランキングで1位を獲得したファンタジックなラブストーリー『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』(5月7日全国順次公開)。メガホンをとったユーゴジェラン監督は、主人公が自身と最愛の人の立場が逆転した"もう一つの世界"へと迷い込むというユニークな設定を持つ本作が生まれた経緯を明かしながら、その制作の過程にあったいくつもの運命的な“化学反応”を振り返っていく。

本作は小説家を目指すラファエルが、同じ高校に通うオリヴィアと運命の出会いを果たすところから始まる。やがて2人は結婚し、ラファエルベストセラー作家として大成功。一方でオリヴィアは小さなピアノ教室を開き、ピアニストとしての成功を夢見ながらラファエルとのすれ違い生活に孤独を感じていた。ある日2人は大喧嘩になり、翌朝目を覚ましたラファエルは、自分がしがない中学教師になり、オリヴィアは人気ピアニストとして活躍する"もう一つの世界"に迷い込んでしまう。しかもその世界のオリヴィアは、ラファエルのことを知らなかった…。

ジェラン監督は、ジャック・ベッケル監督の『エドワールとキャロリーヌ』(51)やルイ・マル監督の『好奇心』(71)などで知られるフランス映画界の名優ダニエルジェランを祖父に持ち、父親は俳優やプロデューサーとして活躍したグザヴィエ・ジェランという名門一家で生まれ育ったフランス映画界のサラブレッド。長編監督デビュー作となった『Comme des frères』(12)で第38回セザール賞新人監督作品賞にノミネートされ、続く『あしたは最高のはじまり』(16)がフランス国内で大ヒットを記録。本作が長編映画の監督としては3作目となる。

「もともと描きたかったのはラブストーリーで、そこにちょっとだけファンタジックなSF要素を付け加えることに興味がありました。ラブストーリーでありながらコメディでもあり、さらにプラスアルファといったように、いくつものジャンルを混ぜ合わせることで、とても豊かな作品になるということを確信していました」と語ると、本作を手掛ける上で影響を受けた作品として“ラブストーリー”と“コメディ”、“ファンタジー”の3つのジャンルが融合した秀作のタイトルを次々と列挙していく。

ビル・マーレイが主演を務め、同じ1日を繰り返していく男の姿を描いた『恋はデジャ・ブ』(93)をはじめ、スタイリッシュな映像表現で恋愛の記憶をたどっていく『エターナルサンシャイン』(04)。タイムリープ作品として日本でも人気の高い『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』(13)から、AIとの恋を描いた『her/世界でひとつの彼女』(13)、そして古典の名作『素晴らしき哉、人生!』(46)まで。「物語をファンタジーに載せると、人間のシンプルな側面が映画的なものになっていきます。それぞれのジャンルの規則のようなものをリスペクトしながら、本作に取り入れていきました」。

構想から実現までに要した期間は約10年。「まずは時間をかけてストーリーを練り上げていきました。最初はダヴィド・フェンキノスと一緒に書き始めたのですが、この時はまだ期が熟していなかったのでしょう。現実感のある話に落とし込むことができませんでした。それから1年半経って、今度はベンジャミン・パレンとタッグを組みました。ダヴィドと考えたアイデアを残しつつも一からやり直して、草稿を仕上げてからプロデューサーステファヌ・セレリエも加わり、キャラクターや全体の雰囲気、テーマなどについて話し合っていきました」と、作品の輪郭が見えてくるまでの試行錯誤を振り返る。

そして「いざ脚本やセリフを書く段階で、今度は以前僕がプロデュースしたドラマシリーズで知り合ったイゴール・ゴッテスマンに協力してもらいました。現実ベースのディテールを大事にしながらも、笑いが満載の情感たっぷりのラブコメをやりたいと思い、そしてなによりもコメディロマンスが同じくらいのバランスで成立する映画を目指しました。セリフも笑えるシチュエーションも心情描写も充実している脚本を妥協せずに追求するために、何バージョンも脚本を書いていきました。その甲斐あって、笑いながら『愛している』と言えるような脚本になりました」と、何人ものアイデアがひとつになって形作られていったことを明かす。1人でも欠けていたらまったく異なる映画になっていたかもしれない。それはまさに本作のテーマにも通じる運命的なものと言えよう。

また本作ではもうひとつ、主人公カップルを演じるフランソワ・シビルとジョセフィーヌ・ジャピの息ぴったりの掛け合いが作品の魅力を高める重要な役割を果たしている。本作の撮影を通じて、私生活でも交際に発展したというシビルとジャピ。ジェラン監督はクランクイン前に2人と一緒にプラハへとでかけ、同じアパートで数日間を過ごしたという。「一緒に時間を共有することによって化学反応を起こすことが、本作ではとくに重要でした。もっともそれは自然に発生するものなので、大きな賭けでもありました」。

その“化学反応”を逃さないため、ジェラン監督はプラハにプロ仕様のカメラを持ち込み自ら2人の姿を撮影したという。「彼ら2人をカップルとして撮ろうとあらかじめ決めていました。2人にはまだやりにくければ遠慮なく言ってくれとお願いしましたが、想像よりも早く求めていたような化学反応は生まれました。そこで撮影した映像は、実際に本編の序盤シーンラファエルオリヴィアの10年間を一気に見せるシーンで使っています」と、大きな賭けに成功して生まれた唯一無二の瞬間に、たしかな手応えをのぞかせていた。

構成・文/久保田和馬

『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』の制作過程をユーゴ・ジェラン監督が語る!/[c]2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS


(出典 news.nicovideo.jp)

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