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映画


【ジャパンプレミア】木村拓哉、共演者から「信長そのもの」と言われ照れ笑い!「レジェンド&バタフライ」


BUTTERFLY』(レジェンドアンドバタフライ)は、2023年1月27日に公開予定の日本映画。監督は大友啓史、脚本は古沢良太。主演は東映映画初出演となる木村拓哉。PG12指定。 東映70周年記念作品として総製作費20億円を投じて製作されている。タイトルの「レジェンド」は織田信長のことであり、「バタフライ
20キロバイト (2,405 語) - 2023年1月6日 (金) 19:17


動画が見たい。

映画『レジェンドバタフライ』(1月27日公開)のジャパンプレミア1月12日東京ガーデンシアターで開催され、木村拓哉綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真伊藤英明中谷美紀、大友啓史監督が登壇した。

【写真を見る】木村拓哉&伊藤英明が仲よくキュンポーズ!

本作は、誰もが知る日本史上の“レジェンド織田信長と、謎に包まれたその正室、濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を圧倒的なスケールで描く東映創立70周年記念作品。「コンフィデンスマンJP」シリーズ古沢良太オリジナル脚本を手がけ、「るろうに剣心シリーズの大友啓史が監督を務めた。

木村と綾瀬は会場のそれぞれ反対側の扉から登場し、真ん中で落ち合うと映画のポスターさながらの睨み合いを披露。階段を歩く際にはしっかりと木村が綾瀬をエスコートし、観客を魅了した。信長を演じた木村は「ちょうど昨年のいまごろ、クランクアップさせていただいた。ついに皆さんに受け取っていただける機会を用意していただけたことに感謝しています」としみじみ。「すごく個人的にも思い入れの深い作品になりましたので、頭から最後の瞬間までじっくりと味わっていただきたい。時代劇ではありますが、いまの皆さんに共通する深い、普遍的なものが描かれていると思う」と力強くアピールした。

また「この日が来るのをずっと待っていた。皆さんに“引き渡しの日”という感覚。僕らは作品を見送るので、皆さんが愛してくれればうれしい」とさらに本作への愛情をにじませた木村だが、ステージでは共演者陣が木村のカリスマ性について証言した。濃姫役の綾瀬は「濃姫は、姫でありながら男まさりで、武道や芸事など何事にも長けている聡明な女性なので、木村さん演じる信長様に負けないくらいの強いパワーで、立ち向かわなければいけないと思って臨みました」と木村演じる信長から大いに刺激を受けた様子。

濃姫の侍従、福富平太郎貞家役の伊藤は「現場にいる木村さんは、信長そのもの。その場を支配するというか、リードする力がすごい。さっき幕があがる前に(宮沢)氷魚くんとも、木村さんのすごさについて話していた。木村さんと信長に共通するのは、愛情深いというところ」と木村や作品への愛を語り始めるとトークが止まらなくなり、周囲も大笑い。「僕は岐阜出身で、信長も大好き。おべんちゃらを言うわけではないですけど、ナンバーワンの信長です」と熱弁すると、木村は「ありがたい限りです」とコメント。話しすぎたことを反省した伊藤が、宮沢に「氷魚くん、なにかありますか」と話を向けようとすると、木村は「急に司会をやるな」と突っ込むなど、丁々発止のやり取りを見せて会場を笑わせていた。

その宮沢は明智光秀を演じており、「初めて木村さんとご一緒した。現場での立ち振る舞い、スタッフキャストへの気配りがすばらしい。毎朝起きると、木村さんに会いたくなっている自分がいた。早く現場に行きたいと思える存在だった」と木村への憧れを吐露。

濃姫の筆頭侍女である各務野役の中谷は「本来の木村さんは、とてもユーモアあふれる楽しい方」と切り出し、「お相撲さんで勝つ方って、アドレナリンが放出されていて殺気立っていますよね。現場の木村さんからは、横綱のような殺気、アドレナリンが噴出していた。現場に入ると、怖くて(木村に)近寄れない。血生臭い香りが漂ってくる。戦の香りが漂っていたよね?」と隣の綾瀬に尋ねると、綾瀬も「はい。すごくしました」と木村の放つ殺気を感じ取っていたと語った。さらに中谷は「まさに信長が降臨していた」と惚れ惚れとしていた。

また中谷は「伊藤さんはずっと、現場でエキストラさんとチャンバラをしていた。それがすごくお上手。ところが殿は一切、刀を抜かない」と木村を殿と呼びながら、「『殿はああいうことはなさらないんですか?』と聞いたら、『これを抜くことの重みをわかっている人間は、あんなことはしない』と言っていた」と現場での伊藤と木村の様子を暴露すると、伊藤がずっこけるような体勢となって会場も大笑い。

森蘭丸役の染五郎は「クランクインした時に、一番最初に撮影したシーンが、蘭丸が殿に押し倒されるシーン。木村さんの後ろに炎が見えた。瞳の奥に炎が見えた感じがした」と木村から気迫をびしびし感じたという。木下藤吉郎、のちの豊臣秀吉の音尾は「木村さんが信長で、『私が秀吉ですか!?いいんですか!?』とオファーが来た時に二度見した」と口火を切り、「この場に連れて来てくれた信長様に感謝しております」とうれしそうな笑顔を見せていた。

取材・文/成田おり枝


信長降臨!共演者陣が木村拓哉のカリスマ性を証言した


(出典 news.nicovideo.jp)

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山口智子、橋本環奈とWヒロインで映画「春に散る」〜実写映画出演27年ぶり〜


山口智子 (カテゴリ ウィキデータない公式ウェブサイト)
スワロウテイル(1996年) ライラの冒険 黄金の羅針盤(2008年、日本語吹き替え) - コールター夫人 役 崖の上のポニョ(2008年、声優として参加) 春に散る(2023年公開予定) - 真田令子 役 カラーオブライフ(2011年2月19日 - 3月12日、東京FM) トヨタ自動車 『カリーナ』(1990年・1991年)…
31キロバイト (3,980 語) - 2022年11月28日 (月) 21:15



俳優の佐藤浩市横浜流星がW主演を務める、映画『春に散る』(2023年公開)のキャストが29日、明らかになった。

同作は沢木耕太郎による同名小説の実写化作。不公平な判定で負けアメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤浩市)と、偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサー黒木翔吾(横浜流星)。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願し、2人は世界チャンピオンを共に目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。

仁一がかつて所属していた真拳ジムの現会長で仁一に恋心を抱いていた真田令子役に山口智子が決定。実写映画には『スワロウテイル』(1996年)以来27年ぶりの出演で、佐藤とはドラマLEADERS リーダーズ』(2014年)以来の共演となる。

翔吾の恋人で仁一の姪・広岡佳菜子役は、横浜と初共演の橋本環奈。周囲をも明るくさせるオーラを抑えて、影のある役柄に挑む。山口と橋本の参加はプロデューサー陣の「今までのボクシング映画という域にとどまらない映画にしたい」という熱望により実現し、人生に輝きを取り戻そうとボクシングにかける男たちを見守るWヒロインにも注目となっている。

合わせて新旧ボクサー役の3名も発表された。仁一の昔のボクシング仲間で世界チャンピオンをともに目指した、刑務所から出所したばかりの藤原次郎役で哀川翔、仁一と翔吾の挑戦を支える佐瀬健三役で片岡鶴太郎、東洋太平洋チャンピオンとして、翔吾の対戦相手となる大塚俊役で坂東龍汰が出演する。
○山口智子 コメント

ボクシングについて全く無知であった私は、まず沢木耕太郎さんの小説を開きました。一気に引き込まれて、あっという間に読み切りました。「ボクシングは荒々しい男の世界」というそれまでの思い込みは、清々しい力に満ちた一陣の風にすっかり吹き飛ばされ、「どう生き切るか」という、命ある者全てへの問いかけに、自分も挑み直してみたいという思いが湧き上がってきました。「今」というこの瞬間に、熱く、濃く、己の心に偽りなく、力を注げるか。
私たちの一生は、自分と向き合う孤独な戦いであると同時に、人と人が出会って結ぶ豊かな実りに満ちている。
命を輝かせるリングと人生を重ねながら、今まで知らなかった世界に学んでいきたいと思っています。
日々猛練習を積み、心身ともにボクサーへと生まれ変わりつつある佐藤浩市さんと横浜流星さんの気迫に圧倒されています。まるでドキュメンタリーのような、リアルで純な輝きを放つ彼らの記録映画とも言える本作に関われる喜びと共に、本気で我が命を生きる覚悟で臨みます。

橋本環奈 コメント

『春に散る』は登場人物の葛藤が織りなす苦悩や挫折を、ボクシングという熾烈な戦いのスポーツに夢や情熱をかける事によってそれぞれが新たなる道へと歩む。それは花を散らし新たなる再生へと誘う、春の風のように爽やかで潔い人生の縮図のようです。
私が演じる佳菜子は佐藤浩市さん演じる仁一の縁遠かった姪で、横浜流星さん演じる翔吾の恋人となる存在です。叔父の仁一と再会するまでは父の介護で貧しく漫然と過ごしていましたが、ボクシングという共通の夢や過去を持った人々と出会い大きく人生が変化してゆきます。
そんな佳菜子を敬愛してやまない先輩俳優の皆さんと共に演じられる事を心から幸せに思います。私が今まで演じてきた役とはタイプの異なる役なので、自身で殻を破るつもりで新境地に挑みたいと思います。
○哀川翔 コメント

ボクシングしか無い男達の葛藤、不器用な男達が必死に生きる物語、春に散る!
久しぶりの佐藤浩市さんとの共演、楽しみにしてます。スチール撮影での穏やかな表情が印象的でした!
片岡鶴太郎 コメント

原作が沢木耕太郎さんで「一瞬の夏」など沢木さん自身もボクシングが好きな作家さんでボクシングを通して描く視点や人物像の背景などが原作の中にきっちりと織り込まれているので脚本を読む前から期待をしておりました。ボクシングものだと、ストーリー的に平坦な作品になりがちですが今回の作品はこれからチャンピオンを目指す選手と一時代を終えた中年の男、仁一。その仁一を中心としたサセケン(佐瀬健三)や次郎という三人の仲間が入り組んでストーリーを面白くしていると思います。
私が演じるのはボクシングに青春をかけた男でリタイアしたあと、ボクシング以上に魂を燃やすことができずどこか、人生に投げやりになっていたところ翔吾に出会い、仁一に再会しボクシングという自分の青春にまたもう一度魂を燃え滾るという男の役です。私自身もプロライセンスを取りボクシングにのめり込みました。サセケン(佐瀬健三)の気持ちも分かりますし自分自身の年齢とも重なるところがあり、この良きタイミングでこの役に出会えてよかったです。しばらくボクシングトレーニングをしていませんでしたが、この機会にジムに通いトレーニングをしボクサーとしての身体をつくり撮影に臨みたいと思います。
○坂東龍汰 コメント

脚本を読ませて頂き、心が震えました。怒り、苦しみ、悲しみ、後悔。
人は皆何かしらの負の感情を抱えながら生きていてそれらを孤独としたら、その孤独は何かと出会い大きな力に変わる瞬間がある。ボクシングという美しいスポーツの中に見える、男同士の火花を儚く散る花びらのように繊細かつ大胆に表現できたらと思います。一つ役者人生の中で大切な1ページになり、世に残り続ける作品が出来ると確信しています。大尊敬する方々とお芝居ができること、その中に立たせて頂けることに感謝を忘れず頑張ります。

(C)2023映画『春に散る』製作委員会

画像提供:マイナビニュース


(出典 news.nicovideo.jp)

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【公開中注目映画】「RRR」でハマる人が続出中! 5分でわかる現代「インド映画」徹底解説!


RRR』(アールアールアール)は、2022年のインドのテルグ語叙事詩的ミュージカルアクション映画。監督・脚本はS・S・ラージャマウリが務め、N・T・ラーマ・ラオ・ジュニア、ラーム・チャラン、アジャイ・デーヴガン、アーリヤー・バット、シュリヤ・サラン、サムドラカニ、レイ・スティーヴンソン、アリソン…
227キロバイト (26,387 語) - 2022年11月25日 (金) 11:46


気分がめちゃくちゃブチ上がりそうです。

見たいものが全部詰まっている! インド発「最強の映画」『RRR(アールアールアール)』©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.
見たいものが全部詰まっている! インド発「最強の映画」『RRR(アールアールアール)』©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.

11月、大型映画が日本の劇場をジャックする中、インド映画『RRR(アールアールアール)』が強烈な輝きを放っている。今回、本作の魅力を解剖するとともに、インド映画界の現在をガイド。発展著しいこの国の、エンタメの底力をぜひ体験してみてほしい!

【画像】『RRR』のイメージカット。「キマっている」画の連続に陶酔することしきり

■最先端の「マサラ映画」

10月21日から公開されているインド映画超大作『RRR』の勢いが止まらない。同作の配給を手がける株式会社ツインの担当者はこう話す。

「公開初週の土日には洋画興行収入第1位を記録しました。公開4週目に入ってから、ほかの大作映画が封切られたことで公開館数は減りましたが、熱はまだ冷めておらず、都内の劇場ではむしろ満席が続出、見られない方が出るほどの状況になっております。

おかげさまで現時点(11月16日)の累計興行収入は2.3億円を超えました。日本で公開されたインド映画では史上最速のペースです」

ちなみに日本で上映されたインド映画の中で過去最高の興行収入を記録したのは『ムトゥ 踊るマハラジャ』(1998年公開)の約4億円。『RRR』がそれにどこまで迫れるか、注目されている。

「本作のド派手なアクションや、劇中歌『ナートゥ・ナートゥ』にキレのあるダンスシーン(通称・ナートゥダンス)は、大スクリーンと高音響でご覧いただけるといっそう楽しめます。浴びるような映画体験を、ひとりでも多くの方に味わっていただきたいです」(担当者)

『RRR』のイメージカット。この映画の神話の一場面を思わすような「キマっている」画の連続に陶酔することしきり©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.
『RRR』のイメージカット。この映画の神話の一場面を思わすような「キマっている」画の連続に陶酔することしきり©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.

『RRR』のヒット要因について、インド映画とヒンドゥー音楽に詳しい映画評論家のバフィー吉川氏はこう話す。

「ふたつあると思います。ひとつはラージャマウリ監督の前作『バーフバリ』2部作のヒットで増えたファン層が、そのままスライド式に今作の人気を支えていること。

実は『RRR』の製作が発表された頃から、『バーフバリファンの方々が継続的にSNSなどで話題にし出しており、その熱量が一般にも浸透した、と考えられるでしょう」

バーフバリ』は古代インドの架空の王国を舞台にした史劇。その第2部『王の凱旋(がいせん)』(2017年)は日本でも興行収入2.5億円を超えるヒット作となった。『RRR』は、当時のファンを維持しながら、雪だるま式に客を増やしているのだ。

「もうひとつは、作品自体のクオリティの高さです。大英帝国植民地下にあった1920年頃のインドを舞台に、圧政を敷く権力者に対してふたりのヒーローが立ち向かう王道のストーリーや、昨今のハリウッドでもなかなか見られない派手なアクションなども大いに魅力的ですが、その上で日本の映画ファンが考える"インド映画らしさ"もたっぷり詰まっていた」(吉川氏、以下同)

『RRR』©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.
『RRR』©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.

インド映画らしさって?

「いわゆる『マサラ映画』と呼ばれるものです。アクションコメディラブコメミュージカルなど、たくさんのエンタメジャンルが合体したような映画を指します」

マサラとはカレーなどに使われるスパイスのこと。インドで取れる多種多様な香辛料を混ぜたやつで、その"ごちゃ混ぜ感"を指して、「マサラ映画」と呼んでいるわけだ。

「日本でヒットした『ムトゥ 踊るマハラジャ』もマサラ映画です。『RRR』はアクションあり、男の友情ドラマあり、動物パニックあり、歌とダンスありと、これもマサラ映画の系譜に連なる一作です。

このジャンルはなんでもアリで楽しいけれど、唐突感のあるミュージカルシーンや勢い任せで整合性の悪い物語など、慣れていない観客が置いてけぼりにされがち。

しかし、近年のマサラ映画は、そういった弱点がない作品も増えてきており、『RRR』はその象徴的な一作。例えば、歌やダンスシーンは物語に沿うように工夫されていました」

『RRR』©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.
『RRR』©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.

■インド映画流の音楽の使い方

吉川氏によると、以前からインド映画には物語の進行に関係あろうとなかろうと、いきなり登場人物に歌わせたり、踊らせたりすることがよくあったという。

「そのときに使われる曲は『アイテムソングアイテムナンバー)』と呼ばれます。インド映画特有の用語で、映画製作に音楽レーベルが参加していて、プロモーションとして使えるように挿入するわけです。大きな商業作品となると、たいてい音楽レーベルが絡むので、アイテムソングをゼロにするのは難しい」

ただ、その慣習は残りつつも、近年は"前進"が見られるみたい。

ストーリー展開を崩してまで入れなくてOK、というふうにレーベル側の意識が変わってきているようです。物語を重視しつつ、適所で使ってください、と。製作サイドは、例えば結婚式や祝い事のような自然に歌えるシーンを入れる、という形で応じています。突発的ではなく理由づけすることが多くなっていますね。

また、『勇者は再び巡り会う』(15年)という作品では登場人物ごとに曲調を変えて、世代間のギャップを表現するなど、音楽の使い方も工夫されてきています。日本人にはまだ慣れないかもしれませんが、音楽自体を楽しめるようになってほしいですね」

確かに『RRR』の"ナートゥダンス"の場面は作品全体のテーマとも調和し、強烈な推進力を生み出していた。

『RRR』©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.
『RRR』©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.

■実は山ほどある「○リウッド」

そういえばインド映画は、「ボリウッド」とか「トリウッド」とかに分類されるって聞くけど、あれはなんなのか解説をお願いします。

「○リウッドというのは、インド国内の映画産業につけられた通称にして"自称"です。一番メジャーなのが『ボリウッド』ですね。これは北インド・ムンバイの映画産業を指します。ムンバイの旧称『ボンベイ』の『ボ』を取って、そう呼ぶわけです。

インドには合わせて22の指定言語がありますが、北インドではヒンディー語の話者が圧倒的多数。なので、ボリウッド=ヒンディー語の映画ということになります」

ただ、『RRR』はボリウッドではない。

「ボリウッドに次ぐ規模を誇る南インドの映画産業『トリウッド』に属します。こちらは西ベンガル州コルカタのトリガンジにちなんだ呼称で、言語はテルグ語が主です。

ボリウッドとトリウッドの作風の違いは、ボリウッドが都市生活に象徴される現代インドの先進性を見せる傾向があるのに対し、トリウッドは地域の伝承・神話を扱うなど、土着感を重視しています。

といっても、これはステレオタイプな見方であって、最近では両者の作品に、そこまで大きな違いはなくなってきたと感じています」

ちなみにインドには、タミル語の「コリウッド」、マラヤーラム語の「モリウッド」、オディア語の「オリウッド」など、各地・各言語ごとに映画産業があり、それぞれがんばっているそうだ。各言語を聞き分けるポイントは......と、それは「入門編」の域を超えてるからカット

■インド映画ブームは来年が本番!

続いては世界共通の肉体言語アクションについて。『RRR』のS・S・ラージャマウリ監督は同作について「10分に1度、身を乗り出して熱狂してもらえると思います」と話しているが、その言葉はハッタリではない。

共闘する主人公ふたりの活躍を神話的なシンボリズム増し増しにしたカットや、橋の上からの人間アメリカンクラッカーとでもいうべきアトラクションテイストのレスキューアクションといった前代未聞のシーンもあれば、殴る、蹴る、走る、飛ぶといった肉弾アクションも充実している。

『RRR』©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.
『RRR』©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.

では『RRR』以外のインド映画アクションはどんな感じなのだろうか?

インド映画アクションは、ブルース・リージャッキー・チェンといった中国(香港)映画が根底にあります。『燃えよスーリヤ!!』(18年)という作品では、その影響を前面に押し出した、香港映画オマージュ満載の本格的なマーシャルアーツアクションになっていますよ。

もちろんハリウッド映画を範にしているところも多々あります。前述した『勇者は再び巡り会う』のローヒト・シェッティ監督は、ハリウッドオマージュをちょいちょい盛り込んできますね。

ハリウッドに追いつけ追い越せの映像技術、さらにはインドには肉体派の俳優も多いですから、今後インド映画アクションはさらに面白くなっていくと思います」

最後にインド映画の今後についても聞いておこう。

「実は今、コロナの影響で公開が延期になっていた大作が渋滞状態なんです。例えば今年はボリウッドがおとなしめだったのですが、来年からボリウッド最大のスター、シャー・ルク・カーン主演のスパイアクションPathaan(パサーン)』を皮切りに大作が次々と世界で公開されます。

それに加えて『RRR』がアカデミー賞にノミネートでもされればトリウッドも盛り上がるでしょう。『RRR』は始まりに過ぎず、インド映画の本当の勝負どころは来年だと思います」

配信作品も並行して増えてゆくだろう。

インド映画。この面白鉱脈を見つけたら、しばらく退屈しないで済みそうだ!

『RRR(アールアールアール) 』
監督・脚本:S.S.ラージャマウリ
出演:NTR Jr.、ラームチャランほか 上映時間:179分
1920年の英国植民地時代のインド。英国軍にさらわれた少女を救うために立ち上がった「ビーム」と、大義のため英国政府の警察となった「ラーマ」。熱い思いを胸に秘めたふたりの男が出会うことで運命が動き出す! アイデア満載のアクション、ノリノリの歌とキレキレのダンス、そして友情と使命の間で揺れる男たちの絆......。映像のケレン味と物語の勢いに圧倒される映画体験は、179分という上映時間を感じさせないほど特濃!
『RRR』©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.
『RRR』©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.

取材・文/前川仁之

見たいものが全部詰まっている! インド発「最強の映画」『RRR(アールアールアール)』 ©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.


(出典 news.nicovideo.jp)

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「東京コミコン 2022」来日決定! 「スター・ウォーズ」シリーズのヘイデン・クリステンセン主演映画「ジャンパー」がdTVで配信スタート♡


ジャンパー』(原題: Jumper)は、2008年公開のアメリカ合衆国のSFアクション映画である。 1992年にスティーヴン・グールドが発表したSF小説『ジャンパー』が原作である。『ボーン・アイデンティティー』や『Mr.&Mrs. スミス』を手掛けたダグ・リーマンが監督を務め、ヘイデン・クリステン…
20キロバイト (2,086 語) - 2022年8月9日 (火) 08:39


再び注目ですね♪動画はSWです。

スター・ウォーズシリーズダース・ベイダーアナキン・スカイウォーカーを演じて世界的スターとなったヘイデン・クリステンセン。今年再びアナキン役に復帰したことで大きな話題を集め、「東京コミコン 2022」での来日も決定し、ますます注目が高まっています。
そんな彼が2008年に主演を務めた映画『ジャンパー』が映像配信サービスdTVで配信スタートいたしました。

ヘイデン・クリステンセンが演じるのは、テレポート超能力を持つ「ジャンパー」のデヴィッドライス

内気な少年だったデヴィッドは、15歳の冬に凍った海で溺れてパニックに陥った瞬間、なぜか図書館に転移。自分がテレポート超能力を持っていることに気付きます。

「自分が知っている場所」であれば瞬時に移動できることがわかった彼は、その能力を利用して銀行の金庫から大金を奪取。世界中を能力で飛び回りながら豪勢で気ままな生活を送るようになり、10年後、少年時代片思いしていたミリーにも堂々アプローチできるほどに。

そこに現れたのが、「ジャンパー」たちの抹殺を目的とする組織「パラディン」の人間たち。特に、数々のジャンパーを狩ってきた凄腕のローランドが、デヴィッドに目をつけます。

同じ「ジャンパー」であるグリフィンと出会い、ともにローランド返り討ちにしようとしますが、ローランドの攻撃は激しさを増していき……。

果たして、宿命のバトルの結末は!?



本作の見どころは、「ジャンパー」の能力で世界中を飛び回りながら展開する壮大なアクション

次々に背景が変わっていくスピード感溢れるバトルと、能力者に対してさまざまな武器を駆使する「パラディンサイドの頭脳戦に惹き込まれてしまうはず。

映画の後半には、なんと日本も登場! 実際にヘイデン・クリステンセンらが来日し、日本でロケを敢行したシーンの数々は必見です。

ヘイデン・クリステンセンは、華麗なアクションはもちろん、心の底で愛情を求めるデヴィッドを繊細な演技力を表現。

さらに、デヴィッドを執拗に追うローランドを、『アベンジャーズシリーズなどの名優サミュエル・L・ジャクソンが熱演。ヘイデン・クリステンセンとは、『スター・ウォーズ』以来の共演となるのも注目ポイントです。


ボーン・アイデンティティー』のダグ・リーマン監督が手掛けるSFアクション大作『ジャンパー』。

ヘイデン・クリステンセンの来日を前に、ぜひdTVチェックしてみてはいかがでしょうか。



■『ジャンパー』

~概要~

『ボーン・アイデンティティ』『Mr.Mrs.スミス』のダグ・リーマン監督が、スティーブン・グールドのSF小説を映画化したアクション大作。

あらすじ

デヴィッドマックス・シエリオット/ヘイデン・クリステンセン)は、幼い頃に母親が家出して、酒浸りの父と二人で暮らす冴えない高校生だったが、同級生の苛めで真冬の川に転落した時、眠っていた彼の能力が覚醒。テレポート能力を持つ“ジャンパー”としての能力を自覚的に使えるようになった彼は、世界中を気ままにジャンプして遊び、金は銀行から好きなだけ持ち出す生活を満喫していた。そんな彼を追いかけている組織があることを知らずに…。

作品URLhttps://bit.ly/3EDduwl

コピーライト(C) 2008 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.







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【アバター・ウェイ・オブ・ウォーター公開にちなんで】「アバター」がなければマーベル作品の出演もなかった? ゾーイ・サルダナが語る、全世界No. 1 大ヒット映画の影響とは。


アバターシリーズ > アバター:ウェイ・オブ・ウォーターアバターウェイ・オブ・ウォーター』(原題: Avatar: The Way of Water)は、ジェームズ・キャメロン製作・脚本・監督による2022年のアメリカ合衆国のSF映画。同年12月16日の日米同時公開を予定している。『アバター
12キロバイト (1,221 語) - 2022年11月22日 (火) 03:10


アバター自体は、2009年の映像技術とは思えないですね。

全世界歴代興行収入第1位に輝き、それまでの映像界の常識を一変させた革命的超大作アバター』(09)。映画の頂点を極めた巨匠ジェームズ・キャメロンが13 年間心血を注いだシリーズ最新作『アバターウェイ・オブ・ウォーター』が全世界同時12 月16 日(金)にいよいよ日本公開。

前作は、第82 回アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む9部門にノミネートされ、その中でも視覚効果賞、美術賞、撮影賞の3部門を受賞、3D作品で初めて撮影賞を受賞する快挙を成し遂げている。さらに、キャスト陣の俳優人生も一変したようで、ヒロインを務めたゾーイ・サルダナは「『アバター』に出演したことで、私はキャリアとライフスタイルを築きながら、家族を養うことができたの」などと、前作から受けた影響を明かしています。

前作で神秘の星パンドラに住むナヴィの族⻑の娘ネイティリを演じたゾーイ・サルダナは、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズ
ヒロインのガモーラを演じ、同キャラクターで『アベンジャーズインフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズエンドゲーム』にも出演。世界中でただ一人、全世界歴代興行収入第1 位と第2 位(『アベンジャーズエンドゲーム』)の両作品に出演するハリウッドスターとして地位を確立
しています。

アバター』が公開される以前、大作で主役級の役を演じることが少なかったゾーイは、「『アバター』に出演したことで、私はキャリアとライフスタイルを築きながら、家族を養うことができたの。それはアーティストにとって非常に重要なことよ」と、前作が自身の人生に大きく影響を与えたのだと告白しています。出演後はマーベル作品で物語を大きく動かす重要な役を担い、他にも映画『アムステルダム』や『アダム&アダム』といった数々の話題作に出演するなど、更に活躍の幅を広げる彼女は「私は、演技についてちゃんとした訓練を受けたわけではなかった。でも、『アバター』に関わったことはニューヨーク大学のコースと同じくらい勉強になったわ。ストーリーリング無条件に愛するアーティストとして、キャラクターを深く掘り下げ、バックストーリーを作るという俳優の在り方を私に植え付けてくれたのよ」と明かしており、前作での撮影を通して、改めて演技について深く考えることができたのだそう。

人生を変えるほどの影響を与えた『アバター』ですが、公開直前の最新作でゾーイは再びネイティリを演じます。ネイティリはパンドラの一員とな
った元海兵隊員のジェイク(演:サム・ワーシントン)と結ばれ、家族を築き、子供たちと平和に暮らしていた。しかし、再び人類がパンドラ
現れたことで神聖な森を追われ、未知なる“海の部族”の元へ身を寄せることに。人類はどこまでも標的のサリー家を追い続け、ついに美しい海辺の楽園にも侵略の手が迫るが…、ゾーイ演じるネイティリは大切な家族、そしてパンドラを守ることができるのか? 多くの命を育み、あらゆる生き物の架け橋となる海を舞台に、神秘の星パンドラや愛する者たちを守るための壮絶な戦いと感動のドラマが描かれた最新作に期待が高まるばかりです。

ジェームズ・キャメロン監督はこれまで、『アビス』(89)『タイタニック』(97)で海を描き、『ジェームズ・キャメロンタイタニックの秘密』(03)というドキュメンタリー映画をも製作、さらにスキューバダイバーとしても知られる。海をこよなく愛するキャメロン監督だからこそ描ける今人類が体感することのできる人類史上最高の目も心も奪われる「映像体験」が幕を開けます。

(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

『アバター』がなければマーベル作品の出演もなかった? ゾーイ・サルダナが語る、全世界No.1 大ヒット映画の影響


(出典 news.nicovideo.jp)

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【映画】ジュリア・ロバーツ×ジョージ・クルーニー、名コンビの掛け合いが良い! 「チケット・トゥ・パラダイス」本編映像


チケットトゥパラダイス』(Ticket To Paradise)は、2022年のアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画。監督はオル・パーカー、出演はジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニーなど。娘のスピード婚を止めようと奮闘する元夫婦を描いている。ロバーツとクルーニーは『オーシャンズ1…
6キロバイト (522 語) - 2022年10月29日 (土) 03:47


豪華キャストに、ストーリーも興味深い。

ジュリア・ロバーツとジョージクルーニーが元夫婦を演じるロマンティックコメディ「チケット・トゥ・パラダイス」から、ふたりのコミカルなやりとりが切り取られた本編映像を、映画.comが独占入手した。ふたりは、娘のスピード婚を止めるため、結婚式の前に指輪を盗もうと作戦会議を行う。

【動画】「チケット・トゥ・パラダイス」本編映像

本作では、世界的な大ヒットを記録した「オーシャンズ」シリーズ(2002~)で夫婦を演じたロバーツとクルーニーが、元夫婦役で再タッグ。"夫婦"としての生活をたった5年で終え、ひとり娘リリー(ケイトリン・デバー)のためだけに、20年も"家族"という関係を続けてきたデヴィッド(クルーニー)とジョージア(ロバーツ)。ふたりは、ロースクールを卒業したばかりのリリーと、卒業旅行先のバリで出会った地元の青年グデ(マキシム・ブティエ)のスピード婚を阻止しようと画策する。

本編映像では、「幸せなふたりの前に清められた指輪が運ばれる。それを交換しないと結婚は成立しない」というデヴィッドに対し、「指輪を盗む。私のアイデアよ」と提案するジョージアを活写。美しい南国の楽園バリの雰囲気に全くそぐわない不穏な会話を交わし、結婚式前にリングガールからこっそり指輪を盗むという計画には合意したものの、実行犯をめぐって、ふたりは小競り合い。結局デヴィッドマウントをとろうと、思わず「私のアイデアよ」と言ってしまったジョージアが、実行犯となる羽目に。テンポ良く憎まれ口を叩き合う、名コンビならではの安定感抜群な掛け合いに注目だ。

近年、メジャースタジオ製作作品としては減少の一途を辿り、映画館から徐々に姿を消しているロマコメ。しかし、オル・パーカー監督(「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」)は、コロナ禍でいまだかつてない独特な体験をしてきた世界の人々が、ロマコメの再生を渇望しているのではないかと考えた。パーカー監督は、「コロナ禍になってみたら、そのときに僕が執筆中だったものが突然、ズレているように思えてきたんだ」と語り出す。

「世界は一変してしまっていた。じゃあ、次は何を書いて手がけようかと考えたときに思い至ったのが、人を幸せにする作品だった。喜びと明るさに満ちた映画だ。その点、ロマコメは大勢の観客をひとつにして、一緒に笑い合うことを可能にする。あれだけ辛い思いを何年もしてきた末に、スクリーンにそういうものをもたらすことができたら素晴らしいと思ったんだ」。世界が一変したいまだからこそ、あえて華やかなムードとポジティブな空気を湛えた王道作品のロマコメを作ろうと思ったという。

「チケット・トゥ・パラダイス」は、11月3日に全国公開。

元夫婦が娘のスピード婚を止めるため、指輪を盗もうと作戦会議!? (C)2022 Universal Studios. All Rights Reserved.


(出典 news.nicovideo.jp)

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