【本能寺の変場面公開】木村拓哉“織田信長”が炎に包まれ「レジェンド&バタフライ」
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俳優・歌手の木村拓哉が主演し“レジェンド”織田信長を演じる映画『レジェンド&バタフライ』(公開中)で、クライマックスとなる本能寺の変を捉えた場面写真が11日、解禁された。
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映画ならではの映像の美しさと、戦国という時代に描かれる信長と謎に包まれたその正室・濃姫、別名“帰蝶”の圧巻の人間ドラマに感動の声が相次いでいる今作でも、特に話題を集めているのが、信長の最期としてこれまで数多く描かれてきた「本能寺の変」のシーン。
1582年6月2日。信長が信頼を置いていた家臣・明智光秀が一万三千もの大軍を率いて、京都にある本能寺に宿泊中の信長を急襲、対抗しきれないと悟った信長が寺に火を放ち自害したのは、あまりにも有名であり、多くの作品で映像化されてきた。
信長と濃姫の政略結婚という最悪の出会いに始まり、戦国の荒波に揉まれながらも次第に固い絆で結ばれ、一つの夢をともに生きていく2人を待ち受ける「本能寺の変」。信長は濃姫との約束を守るため、なんとしてでも彼女の元へ帰ろうとする、これまでにない「生きること」に執着する姿が映し出されている。
命を懸けて、 大切な人のもとへ帰ろうとするその信長の姿に、SNS上では「こんな本能寺見たことがない」「全時代劇の本能寺の変の中で歴代最高」「最後まで濃姫の元へ帰ろうと必死に戦う信長の心情を思って涙が止まらない」という声が飛び交っている。
敵兵が攻め込んでくるところから信長の最期まで、撮影は丸4日間かけて行われた。その4日間は、日を追うごとに木村の衣装の血のりが増え、本能寺のセットは炎に包まれて焼け落ちていく…本番一発勝負のシーンも多く、緊張感ただよう4日間、大友啓史監督は「(濃姫との約束を果たすために)泥まみれになりながらも生きる活路を探し、最後まであがくアクションにしたい」と、オーダーした。
また、信長を演じた木村は「撮影が進んでいくことで、表現する身として彼の一面がまた一つ終わってしまうという感覚がありました。終わりを迎える瞬間は悲しさとか辛さとは少し違う、非常に切ないものがありました」と振り返る。
脚本を担当した古沢良太氏も、「やはりクライマックスは一番楽しみです。何度も描かれてきた本能寺の変を、どう見せたら新しくなるのか、この作品らしくなるのかを悩みながら作りました。自分としてはなかなか良い終わり方ができたんじゃないかと思っていますし、何より木村さんと綾瀬さんが魂を込めた二人の最後は、必見だと思います」と、自信を見せた。
織田信長は、最愛の人“濃姫”との約束を守ることができたのか。優秀な家臣であった“明智光秀”はなぜ謀反を起こしたのか。そして、美しき小姓“森蘭丸”の美しき死に様は。そのすべての答えが詰まったラスト20分となっている。
(出典 news.nicovideo.jp)
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