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ドラマ


【振り返り】空前の「silent」ブームに沸いた3ヶ月。私たちをここまで夢中にさせた“その理由” とは?


silent』(サイレント)は、2022年10月6日からフジテレビ系「木曜劇場」枠にて放送中のテレビドラマ。主演は川口春奈。生方美久の脚本によるオリジナル作品。 高校時代、青羽紬と佐倉想は付き合っていた。想の声が紬は好きで、二人にとって電話や、共通の趣味の音楽はかけがえのない愛おしい時間であった。…
41キロバイト (5,385 語) - 2022年12月21日 (水) 07:21


1話をTVerで観てみたらなんとなくハマってしまっていました。画像イメージを挟み込んでみました。いろいろさりげない工夫や伏線がありましたね。

ドラマは全く見ていないと言っていた同僚から『silent』の話をされた時、とても驚いたことを覚えている。見逃しサイトの再生回数は放送されるたびに記録を塗りかえ、Twitterでは世界トレンドを何度も獲得。世田谷代田駅などへの聖地巡礼も流行っていて、撮影場所の“silentカフェ”は平日でも2時間待ちらしい。

ワールドカップ中継で放送休止になった11月24日には、川口春奈や目黒蓮など、いわゆる”俳優の固定ファン”以外の人たちも「今日は『silent』ないのか……」とぼそっとツイートしていたりして、改めて今作のすごさを実感した。

高校時代に付き合っていた二人が8年ぶりに再会するも、主人公の紬(川口春奈)は同級生の湊斗(鈴鹿央士)と付き合っていて、当時、一方的に別れを告げた想(目黒蓮)は“若年発症型両側性感音難聴”を患い、音のない世界で生きていた。

流れてくるセリフだけでなく、手話や筆談など、多様なコミュニケーションが展開される紬たちの物語は、そもそもが、テレビ離れを嘆かれる“イマドキ視聴者の没入感を高める構造”になっていたように思う。

さまざまなコンテンツに囲まれ、日々なにかに追われている私たちを、画面に引き寄せるほどの強い力を持つ作品はそう多くない。同クール放送の『エルピス』(カンテレ系)のように、「このドラマは集中しなければ……!」と視聴者が自ずと背筋を正したくなるほどに濃厚な作品もあるが、一方で『silent』は、視聴者の意識をとても自然に画面へと向けていたと思う。

しかし、俳優陣の素晴らしい演技はもちろんのこと、他にも『silent』が私たちを夢中にさせた理由があるのではないだろうか。本記事ではその理由に迫っていく。



■登場人物たちの人生を描く“きめ細やかなストーリー”

やはり欠かせないのが、脚本家・生方美久が紡ぐきめ細かなストーリーだ。先日放送された『ボクらの時代』(村瀬健P×生方美久×風間太樹監督回)では、こうも語られていた。「ラブストーリーっていうものを見てて、一番イヤだなと思うのが“当て馬”っていうポジションの扱い」だと。その言葉の通り、『silent』には主役二人だけではなく、他のキャラクターにも人生がある。

なかでも、物語が進むにつれて印象が変わったのは、紬の恋のライバルとして登場した奈々(夏帆)だ。想に恋焦がれるあまり、ぽっと現れた紬に対しても当初は攻撃的だった。奈々が紬に対して放った言葉で印象的なものがある。

「プレゼント使い回された気持ち。好きな人にあげたプレゼント、包み直して他人に渡された感じ」

ここでの“プレゼント”とは、奈々が教えた手話のこと。これだけを切り取るとなかなかキツイ言い回しだが、奈々と想の思い出を紐解いてみると、悩んでいた想に手を差し伸べた人こそが奈々であり、想は「奈々にだけ伝わればいいから」と手話を学ぶようになったのだった。

奈々の素直すぎる性格も、パソコンテイクを請け負った学生に毎回「ありがとうございました」と書いていた学生時代を知ると、むしろ彼女らしいとも思ってしまう。「ありがとうって使い回していいの?」と真正面から問いかけるピュアな奈々だからこそ、「ありがとう」を使い回さない彼女だからこそ、紬に大事なものを踏みにじられた気分になってしまったのだろう。さらには、奈々と手話教室の講師・春尾(風間俊介)の間にも、空白の八年間があった。“第二の紬と想”ともいえる彼らの人生も、再び動き出そうとしている。

■物語をスムーズに届ける演出。“ハンバーグ”に込められた思い

視聴者を置いてけぼりにしない分かりやすい演出も好印象。これはストーリーにも当てはまることだが、人の複雑な心の“揺らぎ”を描いているにも関わらず、見ているこちら側に「?」を残さない。かといって、登場人物たちに不粋な説明をさせることもなく、物語をスムーズに届けているのである。

例えば、たびたび登場する紬の好物“ハンバーグ”。ブラック企業で働いていた頃の紬(第3話)が、無理に頼まれた仕事を片づけるために駆け込んだファミレスで頼んだメニューも、ハンバーグだった。誰にも言えなかった会社への辛さを湊斗に打ち明けた紬は、蓄積していたものを吐き出し、その隙間を満たすようにハンバーグを食べる。結局食べきれないまま湊斗に預けてしまうのだが、この夜を境に、二人は距離を縮めていく。ハンバーグは湊斗との思い出の味でもあり、湊斗にとっては、紬が紬らしく生きていることの象徴でもあったのだ。

湊斗にフラれた後、紬が作っていたのもハンバーグだった(第5話)。紬と一緒に住む“湊斗過激派”の弟・光(板垣李光人)に「湊斗くん呼ぼうか?」と言われるくらい、二人分にしてはちょっと多めの材料をネコ形に捏ねていた紬。しかし、湊斗からの電話で改めてお互いの気持ちを話した後、手のひらサイズのネコはパンダになり、二人で食べきれるくらいのハンバーグになった。

ハンバーグの作り置きをしなかったこと、翌日に想と会った時に「ハンバーグ以外のものが食べたい」と伝えたことから、紬なりに湊斗から巣立とうとしていたのではないかと思う。わざわざ二日連続で同じものを食べたくないからでは……と受け取った人もいるが、あの瞬間の紬に少しでも湊斗のことを思っていてほしいと、願わずにはいられなかった。

■スピッツの音楽のように“いつまでも愛されつづける存在”に

一方で、ドラマ本編と共に考察ツイートも流行っている。ハッシュタグ「♯silent考察」をのぞいてみてほしい。次回をまだかまだかと待つ視聴者の情熱にあふれていて、さすがに深読みしすぎでは? とリプライしたくなってしまうくらい、細かくチェックしているツイートも出てくる。しかし、その現象は“考察”というどこか俗物的な響きよりも、「登場人物の気持ちをもっと知りたい」「物語を理解したい」という純粋な視聴者感情のようにも思うのだ。

空前の『silent』ブームに沸いた3ヶ月だった。振り返ってみると、『silent』が毎週与えてくれた、じっくり腰を据えて作品に没頭する一時間は、忙しない毎日を送る私たちにとって、とても贅沢なものだったのかもしれない。物語が終わりを迎えても、それは例えば劇中で流れるスピッツの音楽のように、いつまでも多くの人に愛されつづける存在になるだろう。願わくば『silent』を機にテレビドラマを見始めた人たちが、これからも、なにかのドラマを楽しんでくれていたらうれしい。

(明日菜子)

空前の『silent』ブームに沸いた3ヶ月。私たちをここまで夢中にさせた“その理由”


(出典 news.nicovideo.jp)

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【ドラマ】「silent」想のメモは目黒蓮の“直筆”だと判明「人柄が表れてる」 


silent』(サイレント)は、2022年10月6日からフジテレビ系「木曜劇場」枠にて放送中のテレビドラマ。主演は川口春奈。生方美久の脚本によるオリジナル作品。 高校時代、青羽紬と佐倉想は付き合っていた。想の声が紬は好きで、二人にとって電話や、共通の趣味の音楽はかけがえのない愛おしい時間であった。…
24キロバイト (2,720 語) - 2022年11月3日 (木) 14:03


1ページずつめくるシーンが印象的でした。

モデルプレス=2022/11/04】女優の川口春奈Snow Manの目黒蓮が共演するフジテレビ系木曜劇場『silent』(毎週木曜よる10時~)の第5話が、3日に放送された。想(目黒)の記したメモが話題を集めている。<※ネタバレあり>

【写真】コンポタは目黒蓮との思い出だった?川口春奈との“無意識のリンク”が話題

川口春奈&目黒蓮共演「silent

オリジナル作品となる本作は、川口演じる主人公の紬がかつて本気で愛した恋人である想と、音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリー

◆想(目黒蓮)の本音とは

紬の恋人で想の親友・湊斗(鈴鹿央士)から突然の別れを告げられた紬は、なかなか気持ちの整理がつかないでいた。そして想もまた、2人の関係が崩れたのは自分のせいではないかと懸念し、高校の担任・古賀(山崎樹範)に相談する。

そして湊斗との電話で互いの本音をこぼした2人は、最後には冗談を交えつつ別れを惜しみように泣き笑いながら、3年の交際にピリオドを打った。その後日、紬は想が待っているカフェへ向かう。

するとおもむろにノートを取り出した想は、「2人が別れたの俺のせいだと思って」と直筆のメッセージで想いを伝える。続けて1ページずつページを捲りながら「再会しなければ良かったと思った」「ごめん」とこぼすも、紬や湊斗との再会を喜びを記し、「青羽と湊斗には悪いけど やっぱり再会できてよかったと思う」と吐露。

最後には、少し躊躇した様子を見せながらもゆっくりとページを捲り「青羽が俺のこと見てくれるならちゃんと言葉にしたい」と伝えた。

◆想のメモは目黒蓮の直筆だった

終盤で描かれた想の直筆で伝えられた想い、そして今伝えたい言葉に視聴者からは反響が続々と寄せられていた。

さらに、この直筆で記されたメッセージは目黒本人の字であることが、同日放送の同局系「めざましテレビ」(毎週月~金あさ4時55分~8時)にて「マル秘TOPICS」として明かされていた。この事実に「字まで美しい」「人柄が表れてる」「ますます沼る」と絶賛の声が上がっている。(modelpress編集部)

情報:フジテレビ


Not Sponsored 記事】

川口春奈、目黒蓮/「silent」第5話より(C)フジテレビ


(出典 news.nicovideo.jp)

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「韓国ドラマを彷彿とさせる」…「silent」、“バラエティ担当”と思われていた目黒蓮が意外とハマり役な理由


silent』(サイレント)は、2022年10月6日からフジテレビ系「木曜劇場」枠にて放送中のテレビドラマ。主演は川口春奈。生方美久の脚本によるオリジナル作品。 高校時代、青羽紬と佐倉想は付き合っていた。想の声が紬は好きで、二人にとって電話や、共通の趣味の音楽はかけがえのない愛おしい時間であった。…
24キロバイト (2,720 語) - 2022年11月3日 (木) 10:25


眼差しでの訴求力がすごいです。

 2022年現在放送中の木曜劇場「silent」で、中途失聴者である難役に挑む目黒蓮。アイドルグループSnowManの一員として、歌やダンスはもちろん、バラエティ番組やYouTubeチャンネルにも活躍の幅を広げている。



 ファンの間では正統派イケメンとしてすでに人気を確立している目黒。しかし役者業で頭角を現しはじめたのは、ごく最近のこと。しっとりした品のある演技、見る人の切なさを増幅させる表情の動かし方など、とくに恋愛モノでは引っ張りだこになりそうなポテンシャルを有している。

目黒蓮が木曜劇場「silent」で中途失聴者を熱演

 木曜劇場「silent」は、川口春奈演じる青葉紬と、目黒蓮演じる佐倉想がメインの恋愛ドラマ高校生の頃に出会い意気投合する二人だが、卒業後に失聴した想から「別れたい」と連絡が届き、関係は途絶えることに。数年後に再会した二人が“出会い直す”物語である。

 2016年放送「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ系列)を世に送り出した村瀬健プロデューサーの元、「silent」が民放ドラマでの脚本デビューとなる若手・生方美久による完全オリジナルストーリー。考察に考察を呼ぶ脚本、そして韓国ドラマを彷彿とさせる間の取り方など、すでにSNS上では話題のドラマとして持ちきりである。



 紬を演じる川口春奈の、より洗練されたフレッシュさはもちろんのこと、想を演じる目黒蓮の演技にも注目が集まっている。元は健聴者であり高校卒業直後に難聴となった、いわゆる「中途失聴者」を演じるにあたり、繊細で丁寧な表現力に評判が高まっているのだ。

バラエティ担当”と思われがちだったワケ

 
 これまで、2021年放送のドラマ「教場II」(フジテレビ系列)や「消えた初恋」(テレビ朝日系列)、2022年公開映画「おそ松さん」など、着実に役者としての経験も重ねてきた目黒蓮。放送されるごとに話題の絶えない「silent」で存在感を発揮していることに加え、今後も映画「月の満ち欠け」(2022年公開予定)、「わたしの幸せな結婚」(2023年公開予定)への出演を予定している。

 
 恋愛ものにおける金字塔を打ち立てつつある目黒蓮だが、その素顔はどんなものか? バラエティ番組「それSnow Manにやらせて下さい」(2020年~)や「アイ・アム・冒険少年」(2020年~)、ならびにSnow Manの公式YouTubeチャンネルにおいて、目黒蓮の人柄を垣間見ることができる。

 近年、アイドルバラエティ番組に出演し、芸人顔負けの“体を張る笑い”をとっている現象は周知の通りだろう。目黒蓮が所属するSnow Manも、デビュー以降まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進し続けているが、なかでも目黒蓮は独自のポジションを築いているように見える。
 

 前述のバラエティ番組には、どちらもレギュラー出演しているが、彼は決して口数が多いタイプではなく、他メンバーと比べると自ら前に出る頻度も少ない。しかし、ここぞというタイミングで要所を突く発言をし、しっかり存在感を残していく。

 2022年10月9日に放送された「それSnow Manにやらせて下さい」では、Mattゲストに迎え、ロゴ当てクイズを開催。「ヒントいこう」「2回目のヒントいこう」と、流れを読みながら場に動きをつける様は、未来のMC誕生か? と思わせる。

 
 その反面、最後に出されたクイズでは一人だけ珍回答を披露し、しっかりオチをつけて見せた撮れ高モンスター的な一面も。

 基本的に物腰が柔らかく、ふとした瞬間にメンバー思いな人柄も見せる目黒蓮。Snow Man公式YouTubeチャンネルで公開された動画「年男!目黒蓮を覚えてる?」では、過去、大阪から上京したてだった向井康二を、当時住んでいた秋葉原ウィークリーマンションまで送っていったエピソード明らかに。また、初めての歌舞伎につらさを覚えるラウールを、給湯室でなぐさめた思い出話も披露された。

 

 品があり優しい物腰は、映画やドラマへの出演時と大きなギャップはないが、メンバーとともに過ごす間は、リラックスしている様子が見られるのも魅力的である。

 10月20日第3話放送直前、ドラマsilent」公式Twitterに動画で登場した目黒蓮。最後に「ありがとうございます」を手話で表現するなど、もはや手つきが自然になっている印象を受けた。

 

 中途失聴者の役を演じるにあたり、手話の練習も重ねてきたのだろう。発声が限られる役柄でありながら、その表情やまばたきの回数などで、複雑な心情を雄弁に語っている。この表現力は、回を増すごとに研ぎ澄まされていくだろう。



 
目黒蓮は恋愛ドラマの新王子となるか?

 ドラマsilent」がここまで話題を呼び、若い世代にとどまらず50代前後の層からも支持を得ている理由として、目黒蓮の「切なさや共感を呼び起こす演技」も挙げられるだろう。今後予定されている公開作も恋愛を主軸にした作品が目立つ。恋愛ものといえば目黒蓮、と呼び声が高まるのも予想しやすい。

silent」初回放送直前のインタビューにおいて、主演の川口春奈が、相手役となる目黒蓮の印象に触れている。影と色気を併せ持っている、陽と影どちらの演技もできると評する言葉に対して、一度でも彼の芝居を見たなら簡単に同意できるだろう。
 

 10月27日に放送された第4話で焦点があてられたのは、紬の恋人・湊斗(鈴鹿央士)だ。病気を理由に音信不通となっていた想と久々に再会し、高校時代の旧友たちと引き合わせるため奔走する湊斗。彼には彼の、言葉にしがたい複雑な思いがあるのは3話の後半で明かされた。それと同じくらいに、「気を遣わせたくない」とギリギリまで逡巡する想の心境も、そう簡単には言い表せないものだったろう。

 
 ドラマsilentヒットの所以には、「14才の母」(2006年)「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016年)などヒットドラマを世に送り出してきた敏腕プロデューサー・村瀬健や、ヤングシナリオ大賞から発掘された若き脚本家・生方美久の手腕もあるだろう。

 しかし、今後の映画・ドラマ界を担うであろう、目黒蓮の表現力も大いに関係しているはず。アイドルとしてはもちろん、役者・目黒蓮のファンも確実に増えていくだろう。

(北村 有)

ドラマ『silent』フジテレビ公式サイトより


(出典 news.nicovideo.jp)

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【ドラマ】インタビュー「silent」制作陣、ネット考察に驚き “語りたくなるドラマ”ができるまで 


silent』(サイレント)は、2022年10月6日からフジテレビ系「木曜劇場」枠にて放送中のテレビドラマ。主演は川口春奈。 2021年に『踊り場にて』で第33回「フジテレビヤングシナリオ大賞」を受賞した生方美久の脚本によるオリジナル作品。 高校時代、青羽紬と佐倉想は付き合っていた。想の声が紬は好…
24キロバイト (2,757 語) - 2022年10月31日 (月) 07:04



 俳優の川口春奈が主演し、Snow Manの目黒蓮と共演するフジテレビ系連続ドラマsilent』(毎週木曜 後10:00)がこの秋、大きな話題を呼んでいる。見逃し配信が同局ドラマの過去最高を叩き出すなど再生回数はもちろん、ツイッターでは毎回、世界トレンド1位を獲得。放送後には、長文で感想を書き込まれている。まさに今“語りたくなるドラマ”として支持される今作は、どのように作られたのか。村瀬健プロデューサー、脚本・生方美久氏に話を聞いた。

【場面写真】手をつないで歩く川口春奈&鈴鹿央士

 オリジナル作品となる今作は、川口演じる主人公の青羽紬(あおば・つむぎ)が、かつて本気で愛した恋人である目黒演じる佐倉想(さくら・そう)と音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリーを、生方氏のオリジナル脚本で描いていく。鈴鹿央士、桜田ひより、板垣李光人、夏帆、風間俊介篠原涼子らが共演し、主題歌Official髭男dismが書き下ろしている。





――「silent」が大変話題を呼んでいますが、現状の感想はいかがですか。

村瀬「おかげさまでいいスタートを切れて、大反響をいただいております。このような人の心を丁寧に描いた静かなドラマが受け入れられているのが、うれしいです。再生回数に加え『話題にしたくなる』『語りたくなる』と言ってもらえるのがうれしく、視聴率もさることながら、再生回数や『話題になること』がドラマの新しい物差しになるのでは、ということも含め手応えを感じています」

――第1話の想が聴力を失う前、高校時代に紬に言ったセリフうるさい」がその後再会した紬に放たれた「うるさい」と違う意味となってしまうなど、セリフに含まれた“伏線”的な要素もネットで注目されています。

生方「私自身“伏線”とは思っていないんです。単純になにが変わって、なにが変わってないかを描く要素のひとつが、セリフになっている。私が一番、考察されていることにびっくり。考察されるドラマではないと思っていたので(笑)

――かなり細かな点まで視聴者が楽しんでいる印象です。生方さん自身「ここまで気付くか」と驚いた部分はありますか。

生方「いっぱいあります。私が書いてるときよりも頭を使って見てくれているな、と(笑)。自分が遊び心みたいな感じで書いた部分に気づいてくださる方もいれば、具体的には、言わないでおきますがここ結びつけるんだ、となったり(笑)

――意図しなかった部分で話題になったところもあるのですね(笑)

生方「たくさんあります(笑)

村瀬「たくさんありますよね。僕が印象に残っているのは、てんとう虫エピソード。(湊斗が想に再会する前に部屋に迷い込んでくる)てんとう虫が“幸せを運ぶ虫”と言われていることは、打ち合わせでも言っていたんです。(劇中に登場するスピッツの楽曲)『魔法のコトバ』のCDジャケットに、てんとう虫がいることも僕らは話してて。それがしっかり考察されてるじゃないですか。僕らが打ち合わせで話していたことが、何週間後にネットで言われたりするので、驚いています。こんなに気付いて、反応してくれるんだ、と。こんなに、みんなしっかり見てくれるんだと驚いたりします」

川口春奈&目黒蓮“当て書き”はインタビュー映像を参考に 世間一般のイメージを意識

――今作は生方さんにとっては初の連ドラ脚本執筆。新人の方が歴史ある木曜劇場をいきなり担当されることも異例だと思いますが、どういった経緯でこのドラマが生まれたのでしょうか。

村瀬「そもそも、『ヤングシナリオ大賞』の審査で生方さんの応募作を読んだ時点で、めちゃくちゃ才能あるなと思って、一緒にやりたいなと思ったんですよね。それで、すぐに声をかけました。その時点では僕がいつ登板するかも決まってなかったんですけど、とにかくオリジナルで何か企画を考えようと。そしたら僕が10月期の木曜劇場を担当することになったので、だったらこの枠でデビューさせちゃおう!と思って。『どういうことをやろう?』と二人で話していく中で、大人の鑑賞に耐えうるような、展開で盛り上げるのではなく、好きという気持ちをどう描くか…みたいな作品をやりたいね、と。そうして、この『silent』にたどり着きました」

――では根幹の部分は村瀬さんからの発案だったのですね

村瀬「『こういう感じのことをやろう』というのを僕から提案して、そこから、生方さんが設定や物語の肝になる部分を出してきてくれました」

――主人公だけでなく家族だったり周りの人物像描写も丁寧だったり、セリフリアルで刺さるものが多いと感じます。どのようなところを意識して執筆されていますか。

生方「セリフは、実は、そんなに考えていない…(笑)。何にこだわっているかは特になく、最初にキャラクター設定みたいなものを作っています。この人がしゃべるならこう言うだろうとか、会話させてみる。普通にこうしてしゃべっていても、逆説になったり『でも』とか『うーん』とか入るし、その方が自然じゃないですか。なので、わざわざ入れています」

――事前に登場人物の細かなプロフィールを作り込んだ。

生方「そうですね。メインキャラクターはA4ペラ1、2枚くらい。プロフィールというか、過去にこんなことがあった、みたいな。人生の分岐になった出来事をつらつら書いている感じです」

村瀬「こういう話をやろうと決まってすぐ、生方さんに、メインキャラ、家族など周りの人たちも含め、どういう人なのかがわかるような人物設定を書いてもらいました。それを生方さんが脚本にした時に、勝手にしゃべっている感じなんだと思います。生方さんが、いい意味で好き勝手に書いてくれたものが非常におもしろいんです。だから、なるべく、生方さんの書いてきたものをそのまま活かそうとしています。ただ、いつも長いんです。それが唯一にして最大の悩み(笑)。1時間に収まらない台本をどうするか、いつもそればっかり悩んでいます(笑)。とにかくセリフがいいので、展開上は必要がないものだとしても、なるべくセリフは生かそうと思って本作りをしています。キャストの皆さんも、『一字一句直すな』なんて一言も言ってないのに、ほぼそのまま『てにをは』さえも変えずに言ってくれている印象です。セリフのディティールがすばらしいので、キャストスタッフもみんなが脚本を愛しているんでよね。僕も含めて、生方さんの脚本を活かせるのがこういうやり方だと思い、そうして出来ているのが、今の『silent』です」

――生方さんは、書いたものと、映像で出来上がったものを比べて、率直な感想はいかがですか。

生方「違和感はすべていい意味のもので、キャストも監督も作品のことをよく理解してくださっている。自分が書いたときに頭にあったものとは違うお芝居や画の撮り方はもちろんあるのですが、単純に『違う』という意味の違和感ではなく、作品の全体として、むしろ正しくしてもらっているという印象です」

――仕上がりを見て、特によかったと感じた部分は。

生方「川口さんのお芝居は全部ですね。ト書きに書く分には『涙を流す』としか書いていなかったとしても、もちろん演出もあると思いますが、状況と心情を理解して台本以上のものにしてくださっています」

――今作は、当て書きとおうかがいました。各キャストからどのような着想を得ましたか。

生方「お芝居や映画が元々すきで鈴鹿さんも含め3人とも、よく作品を見ていましたが、演技より、インタビュー映像を検索してみて、しゃべり方や声のトーンは反映したいなと意識しました。川口さんと目黒さんは、私が持っていた元々のイメージというより世間一般のイメージ、このキャラクターが当てはまるなと、“みんな”が思えるものを意識しました」

――川口さんや目黒さんとお話されてから作ったところはありますか。

村瀬「その点は、どちらかといえば、僕ですね。早い段階から本人たちと会い、役の設定を話していたので、その時に感じたことを生方さんに伝えました。川口さんはYouTubeを見ていてもわかる通り、あっけらかんとした感じがあるから、女性の共感を得やすい。彼女なら、女の子リアルな部分を演じてもきっと嫌われないな、という僕の感覚を生方さんに伝えながら、書いてもらいました」

■実在の地名・場所にこだわり 特殊性のあるラブストーリーだからこそ“リアリティー”要素を意識

――また、紬と想の再会の場所となった『世田谷代田』や紬がアルバイトする『タワーレコード渋谷店』など実在する場所と名前が数多く登場しますが、その点もこだわった箇所なのでしょうか。

村瀬「今作はラブストーリーです。しかも、『好きだった人に、8年ぶりに再会したら耳が聞こえなくなっていた』という少し特殊性のある物語。僕は、連続ドラマは“自分の物語”として見ていただくことが一番いいと思っているので、特殊性のある設定を、実際にこの東京で起こっていることだと感じてもらえるように、実在の駅やレコードショップを出すことでリアリティーを意識しました」

――実在の駅で撮影するのをお願いするのは大変ではありませんでしたか。

村瀬「大変になっているのは、むしろ今ですね(笑)。おかげさまで聖地みたいになっているので、近隣のみなさまにご迷惑をかけないように気をつけています。最初に交渉した小田急さんは、連続ドラマで登場するのは今回が初めてなんです。『世田谷代田』は、実は乗降人数が少ないのに、新しくてきれい。『この駅ならいいよ』と言っていただいて、ロケーションも良くあの駅となりました。小田急沿線の町で、紬や想はどの辺に住んでいるだろう、この駅に住んでいるかな、なんていうことを話し合いながら、監督が世界観を作っていきました」

――タワーレコード渋谷店は、路線を逆算して決まった。

村瀬「それはまた別で。彼女がCDショップバイトしているとなった時に、一番有名だし僕自身も学生時代から通っていた場所なので、使えたらいいなと思っていたら、今回、快く貸していただけました。そこから下北沢を起点にして、だんだん地理的なストーリーが出来てきた」

――映像も美しく、世界観に引き込まれます。意識された部分や、これまでで特にテイクを重ねたシーンはありますか。

村瀬「今作は、CMのカメラマンさんに撮影してもらっています。画面を見るとちょっとゆるめというか、少し余白が多い。それが生方さんの脚本や『silent』の世界に見事にはまったと思っています。テイクを重ねたシーンは、たくさんあります。実は、泣き芝居だったり、感情溢れるシーンはワンテイク・ツーテイクで撮っていて。意外なところで時間をかけている。記念すべきこのドラマファーストカット、第1話冒頭の、紬が団地を降りてきて雪が降っていることに気づくカットは大きなクレーンを使って何回も撮りました。ファーストシーンは特にそう。こういうカットは、監督も美術さんも照明さんも、みんながこだわり、何回も何回も、何時間もかけて、きれいに美しく撮っています。逆に、芝居場は少ないテイクで感情を優先して撮っています」
木曜劇場『silent』脚本を担当する生方美久氏、村瀬健プロデューサー (C)フジテレビ


(出典 news.nicovideo.jp)

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 注目ドラマ「silent」で目黒蓮の意外な仕草が話題に〜フリック入力とトグル入力の議論勃発!?〜


silent』(サイレント)は、2022年10月6日からフジテレビ系「木曜劇場」枠にて放送中のテレビドラマ。主演は川口春奈。 2021年に『踊り場にて』で第33回「フジテレビヤングシナリオ大賞」を受賞した生方美久の脚本によるオリジナル作品。 高校時代、青羽紬と佐倉想はお互いに一目惚れして付き合って…
20キロバイト (2,332 語) - 2022年10月22日 (土) 10:25


細かいところまでよく見ているのですね(・_・;

 【いま注目のトレンドワード・190】 新作ドラマが放映される時期には、注目の作品に関するワードが話題になることも多い。10月13日にはドラマsilent」に関連して、「フリック入力」がトレンド入りした。一体なぜそんな言葉に人気が集まったのだろうか。

画像付きの記事はこちら




●ポチポチする姿は小動物のよう?



 新作ドラマsilent」は、フジテレビ系列で毎週木曜日22時から放送されている。同作は過去に本気で愛した男性と、音のない世界で“出会い直す”切なくも温かいラブストーリー川口春奈さんが演じる青羽紬と、Snow Manの目黒蓮さんが演じる佐倉想との恋の行方が見どころの作品だ。

 今回話題になったのは「silent」の第2話。佐倉想がスマートフォンで文字を打つ時に、テンキーを連打してトグル入力をするシーンだ。スマホが普及してからはフリック入力を利用するユーザーが多い中で、あえてトグル入力をする様子に違和感があったようだ。

 視聴者からは「フリック入力できないってことかな」「一昔前のガラケーを見ているよう」とのコメントが寄せられている。一方で「トグル入力をバカにするな」「フリック入力より早いし」とトグル入力を推す声もあり、Twitter上で議論が繰り広げられた。

 フリック入力をしないのは、役作りの一つかもしれない。しかしファンの間では、目黒さん本人がフリック入力をしていないのではないかという声も。スマホを必死にポチポチする姿に、ファンからは「かわいすぎてどうしよう」「この仕草が愛おしすぎて苦しい」と歓喜の声があがっている。

 「silent」はちょっとしたワンシーンでもトレンド入りすることから、多くの人の注目を集めていることがわかる。これからの展開にも目が離せない。(フリーライター・井原亘)

「フリック入力」だけじゃない! 是非チェックしたいその他トレンドワード

インドア派

・#このシーン嫌いな人いない説

・#エコカリケモノ娘発見

・寧々ちゃん

■Profile

井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホチェックしている

ドラマ「silent」に注目が集まる(画像はイメージ)


(出典 news.nicovideo.jp)

フリック入力とはなんぞや?の補足👇
フリック入力(フリックにゅうりょく、flick input)とは、 タッチスクリーン上で指を素早く動かしたり弾いたりして行う操作全般のこと。「フリック」(flick)とは、「素早く動かす、弾く」という意味であり、この場合、指のスライド(弾き)のことを表しており、タッチスクリーン操作全般に用いられる…
5キロバイト (544 語) - 2022年10月19日 (水) 09:35



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町田啓太主演の“熱血青春ドラマ”「テッパチ!」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第4話が7月27日に放送された。国生宙(町田)ら、第一班所属の自衛官候補生たちがカラオケに興じる場面では、EXILEカバーし大ヒットした「Choo Choo TRAIN」を歌い踊るシーンも登場。EXILEと縁のあるメンバーアーティスト活動するメンバーパフォーマンス視聴者からも喜びの声が上がり、「#テッパチ」がTwitterでトレンド入りを果たす反響を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)

【写真】筋肉がすごい…上腕筋を見せつける宙(町田啓太)

■成長を促す“第一班”メンバーの絆

「テッパチ!」は、陸上自衛隊を舞台に青年たちの成長と熱き思いを描く。未熟で“やけっパチ”だった若者たちが、現実の厳しさ、夢や希望、友情や恋愛、汗と涙など、日々壁にぶつかりながら、「誰かのために命を懸けられるのか」といった悩みを抱えながらも奮闘し、本物のテッパチ(鉄帽)をかぶる自衛官として成長していく。第4話では、第一班の仲間・丸山栄一(時任勇気)が会社員時代のトラウマを乗り越え、自尊心を取り戻すエピソードが描かれた。

さまざまな事情を抱えて集まった第一班の仲間たち。各回でそれぞれが過去やトラウマを乗り越え、成長しているが、その成長を促す大きな要素こそ、あらゆる訓練で連帯責任を負う班員同士に芽生えた“絆”だ。

■「Choo Choo TRAIN」で大盛り上がり

第4話でも、宙や馬場良成(佐野勇斗)たち第一班のメンバーが寮の部屋や娯楽室でアームレスリングトーナメントや“陸上自衛隊クイズ”大会を開くなど、楽しく日々を過ごす様子が印象的。中でも視聴者の目を引いたのが、宙たちが連れ立ってカラオケに遊びに行くシーンだ。

武藤一哉(一ノ瀬颯)の「宙さ~ん、カラオケ行きましょうよ。『Choo Choo TRAIN』練習したから!」のおねだりをきっかけに、連れ立ってカラオケに出かけた宙、馬場、武藤、荒井竜次(佐藤寛太)、小倉靖男(池田永吉)、西健太(藤岡真威人)の6人。カラオケシーンでは小倉役の池田がマイクを握り、6人で「Choo Choo TRAIN」をパフォーマンス

右手を回しながらの有名なロールダンスに始まり、ターンしてステップ、円を描きながらのクラップ…と軽快に踊る6人。中でも町田と佐藤はLDH JAPAN所属でダンス経験も豊富。佐野もボーカルダンスグループ・M!LKのメンバーとしてアーティスト活動を行うなど、豪華メンバーがキレのいい「Choo Choo TRAIN」を披露した。

突然のサービスシーンに、視聴者からも興奮の声が続出。「Choo Choo TRAINシーン、メンツ最高すぎない?」「リピが止まらない!」「Choo Choo TRAINには笑った! このノリ好きです」「みんな楽しそうに踊っててキュンだった」「町田さんのターンの速度が速くて思わずリピート…」「笑顔満開で踊る佐野くんやばすぎた」といった声でにぎわい、Twitterでは放送後、「#テッパチ」が国内トレンドトップ5圏内まで浮上した。

第5話は8月3日(水)に放送する。宙たち自衛官候補生と、WAC(Women's Army Corps)と呼ばれる陸上自衛隊の女性自衛官(候補生)との特別合同訓練が始まる。ほどなく森下瑠理香(山本千尋)や石崎奈央(坂東希)ら8名の女性自衛官候補生が北東京駐屯地にやってくる。


嬉々として「Choo Choo TRAIN」を踊る馬場(佐野勇斗)ら第一班メンバー/「テッパチ!」第4話より (C)フジテレビ


(出典 news.nicovideo.jp)

テッパチ!』は、2022年7月6日よりフジテレビ系「水曜22時枠」にて放送中のテレビドラマ。主演は町田啓太(劇団EXILE)。 全てのものに見限られ、刹那的な人生を生きてきた若者が陸上自衛隊の自衛官候補生となり、過酷な訓練を受けながらも、大切な仲間と出会い、友情を育んでいくことで、人との繋がりの大切さを体現していく姿を描く。
30キロバイト (3,672 語) - 2022年7月28日 (木) 10:15


あのダンスはアガりますよね(#^.^#)

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