【カムカム】早乙女太一、インタビュー共演の深津絵里、オダギリジョーらは昔から憧れ


早乙女 太一(さおとめ たいち、1991年9月24日 - )は、日本の俳優。大衆演劇の劇団、劇団朱雀(げきだん すじゃく)の2代目。本名、西村 太一(にしむら たいち)。血液型はB型。身長174cm。元妻は女優でファッションモデルの西山茉希。 福岡県北九州市出身。「葵劇団」の劇団員の両親のもとに生まれ、幼少期から劇団員として育つ。
24キロバイト (3,323 語) - 2022年1月16日 (日) 06:50



連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)でトミーを演じる早乙女太一より、インタビューコメントが到着。出演への思いや共演者の印象などについて明かした。

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同作は、昭和・平成・令和の時代を、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代の女性の物語。戦争で夫と死に別れ、娘を置いてアメリカに渡るしかなかった祖母・安子を上白石萌音が、親と英語を憎みつつも、ジャズソングに救われて自分の人生を切り開いた母・るいを深津絵里が、そして、時代劇の世界に憧れながらも、回り道を経てラジオ英語講座に自分の居場所を見つけた娘・ひなた川栄李奈が演じる。

今回早乙女が演じるトミーは、木暮洋輔の営むジャズ喫茶を拠点に活動するミュージシャン。追っかけのグルーピーもいてアイドル的な人気があり、クリーニング集配に訪れるるいにちょっかいをかけてくるかなり調子のいい男、という役どころだ。

早乙女太一 インタビュー

――「カムカムエヴリバディ」に出演することが決まったときのお気持ちは?

朝ドラ”に出演できるということはもちろんですが、深津絵里さんやオダギリジョーさんなど、子どものころから見ていて憧れを持っている豪華な出演者の方たちの中に入ってできるということが、本当にうれしいです。

――ご自身の役柄の印象は?

トミーを演じていて感じるのは、表面から作る人だなということです。プレースタイルもそうだし、ファンの子たちへの接し方も含めて、自分自身をパフォーマンスしているというか、トミーという男のイメージをちゃんと作ろうとしている印象を受けます。性格の面でも環境の面でも、結構近しい感じがしているので、そういった意味では共感できる部分もあります。

トランペットの経験は、これまで全くないので、一から練習しました。むしろ、撮影よりもトランペットの練習に時間を割いてきたといえるほどです。さらに途中で演奏する曲も増えたんですよ。でも、最初の特訓のおかげで新曲もかなりなじんできました。最初はトランペッター役と聞いてすごくかっこいいなと思って、この役をやらせてもらったらそれなりに吹けるようになるかなと軽く考えていたんですが、そんなに甘いものじゃなく難しくて。でも、この役のおかげでジャズを楽しんだり、音楽で戦う人たちを知ることができてうれしいです。

■印象的なシーンは「ジョーとのトランペットセッション

――撮影時の雰囲気や、印象に残ったシーンは?

僕自身は一番年下なんですが、設定上はみんな同世代ということで、大先輩たちと同世代というのがとても不思議な感覚で、最初はなんだかふわふわしていました。トミーは登場人物の中で一番偉そうな態度なので落ち着かなくて。でも最近はようやくなじんできました。

撮影して一番印象に残っているのは、やっぱりジョーとのトランペットセッションですね。トランペットの練習もずっと別々だったので、このシーンの撮影の時に初めて二人で演奏したので、すごく印象に鮮明に残りました。

――放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。

この作品は、登場人物がみんな異なる環境で悩みを抱えていて、それぞれがちゃんと立ち向かっていきます。トミーが生きた時代は戦後の激動の移り変わりがあり、環境がとても大きく変化しています。そういう中で「音楽で成功するぞ」という強い意思を持ったトミーがいて、「この人と一緒に生きたい」という気持ちを大切にしているジョーがいる。それぞれが自分の人生に向き合っていて、ものすごく魅力的な作品だと思います。

現代って適当に生きようと思えば生きられる感じがします。でも、僕自身もちゃんと生きなきゃと思えてきますし、登場人物たちが苦悩しながらも生きている姿がものすごく輝いて見えます。それがこの作品の一番魅力的なところだと僕自身は思いますので、そこを楽しんでもらえたらうれしいです。

“トミー”早乙女太一/(C)NHK


(出典 news.nicovideo.jp)