〜インタビュー〜五十嵐役 本郷奏多 “朝ドラ”初出演は「母がすごく喜んでくれた」
本郷 奏多(ほんごう かなた、1990年11月15日 - )は、日本の俳優。 宮城県仙台市出身。 スターダストプロモーション所属。日出高等学校、日本大学芸術学部写真学科卒業。 幼稚園の頃より仙台市に所在の「仙台SOSモデルエージェンシー(現:モラドカンパニー)」でキッズモデルとして活動。その後、スターダストプロモーションに所属する。 33キロバイト (4,129 語) - 2022年2月10日 (木) 20:42 |
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』に出演中の本郷奏多。本郷は、第71回(2月10日放送)から登場し、時代劇に憧れ京都にやってきたが、上下関係が厳しい撮影所の男社会になじめずにいる、生意気で無愛想で、ちょっと頭でっかちな若き大部屋俳優"五十嵐文四郎" を演じている。
第75回までは「無愛想な男」というクレジットで、初登場回の「舌打ち」をしたシーンについてSNSでは「刺さった」「匠の技」など大きな反響があった。
初めはひなた(川栄李奈)に対して冷たく対応してしまう五十嵐だが、次第に打ち解け距離が縮まっていく。距離が縮まっていく二人にSNSでは「ひなたと五十嵐の感じ…好き」「いい感じになってきたね、ひなたちゃんと五十嵐」と注目を浴びている。今後の二人の関係から目が離せない。
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本作出演に際し本郷からインタビューが到着した。
「カムカムエヴリバディ」に出演することが決まったときのお気持ちは?
朝ドラは初めて出演させていただくのでうれしかったです。母に「今度、朝ドラ出るよ」と報告したらすごく喜んでくれていました。「毎回見ているからすごくうれしい」と言ってくれたのが、印象的でしたね。朝はなかなか起きられないので僕自身は朝ドラってこれまであまり見られなかったんですが、もちろん今回は皆さんが作っているものを見ています。情報を出したタイミングで特に年配の方や大人の方から「朝ドラ出るんだ、すごいね」と言っていただけたので、やはりひとつ朝ドラっていう立ち位置がある、歴史ある作品なんだなと改めて思いました。
ご自身の役 を演じる上で意識されたことや感じられたことはありますか?
「大部屋俳優」ってなんとなく聞いたことはあるけれどそんなに詳しく知らなかったジャンルだったので、色々な資料や実際の大部屋俳優の方のインタビューなどをまとめたものをいただいて参考にしました。独特な文化だなと思いますね。我々のやっている「俳優」とはまた全く違ういろんな常識、しきたりがあって独特な世界だったんだなと思っております。 ふだんから役作りについていただいたものはもちろん読むようにしていますし、わからないことがあれば自分でも調べます。僕はアクションの経験はあるのですが、時代劇の「ザ・立ち回り」っていうものをやったことがないんです。殺陣というのは万が一にも刀が相手の役者さんに当たってはいけないんです。アクションものだったらしっかり戦っているように見える迫力のあるかっこいい映像が最優先なんですけど、時代劇の殺陣はお互いが気持ちよく安全にできることが最優先。 同じ刀を振るっていうことでも、やっているスポーツが違う感覚で難しいです。
共演者の皆さんの印象はいかがですか?
ひなた役の川栄さんはすごく元気で、もちろんお芝居もすてきです。「朝ドラのヒロイン!」という感じで、みんなが愛すべきキャラクターを演じられるのがすごく上手だなと感じました。きっとひなたは、ほっとけないというか、ちょっとどこか抜けているところがあるんだけどそこがまたかわいらしいようなキャラクターになっていくんじゃないかと思います。他にも、虚無蔵さんや轟監督などキャラクターがたった登場人物が多いので、皆さんがどう楽しんでお芝居されるかっていうのが、僕としてもすごく楽しみですね。虚無蔵役の松重さんとはお芝居を一緒にさせていただくのが多分初めて。たくさん作品を拝見していて、すごく好きな俳優さんのおひとりなので共演が楽しみでした。撮影でご一緒すると結構ラフに話しかけてくださいます。これから一緒のシーンが多くなるので、松重さんともしっかりコミュニケーションをとって師弟関係を築いていけたらいいなと思っております。
放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
ヒロインが3世代にわたっていて100年を描くというのがすごく斬新。連続ドラマは最初から最後まで見ないと基本的にはわからないような作品が多いと思うんですけど、今回はそれぞれのパートだけでもオムニバスのように楽しめる構成になっているので、「最初から追えてない!」「途中まで見てなかった!」という方でも、ぜひ見ていただきたいですね。もちろん全部見た方がしっかりと深く追えるけれど、途中からでも心温まる脚本になっていると思います。僕自身も一生懸命いい作品にできるようキャラクターに命を吹き込む作業をしております。夢に向かって生きる若者には若いからこそうまくいかないこともあるのですが、そういう中でたくさん頑張っていくキャラクターがひなたと五十嵐だと思っています。視聴者の皆様にはそんなふたりを見て自分の若い頃を思い出したり、我が子のことを思ったりしながら応援していただけたらうれしいなと思っております。
連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
[放送予定] 前8時00分(総合)/ 前7時30分(BSプレミアム・BS4K)
©NHK
(出典 news.nicovideo.jp)
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